【まんが日本昔ばなし】「はらつづみの怪」

まんが日本昔ばなし「はらづつみの怪」のご紹介。

あらすじ

昔、博多の町に荒れ果てた古寺がありました。その寺の裏からは毎晩不気味な腹鼓の音が聞こえてきました。町の人がお寺の様子を探っても謎は分かりません。
ある日、この寺に年老いたお坊さんがやって来ました。お坊さんは荒れ果てた寺を綺麗にすると、子供たちに昔話を聞かせたり、読み書きなども教えて、町で評判になりました。

ある時、お坊さんは町の人を寺に呼んである話をしました。その時、腹鼓がまた聞こえてきました。

「今から50年ほど前の話です。この村に平吉という若者が住んでいました。

その隣には気立てのいい盲目の綺麗な娘さんが住んでいました。娘さんは一匹の狸を可愛がっておった」

平吉は熱心に娘さんを口説きましたが、首を縦には振らず、「狸と暮らす方が幸せ」と言われてショックを受けた平吉。

(あいつがいなければ…)

平吉は祭りの日を狙って寝ている狸を殺そうと計画。後ろから一突き。

______
倒れたのは一人と一匹でした。

平吉は娘さんと狸を寺に埋めると博多の町から消えてしまいました。近所の人は平吉と娘を探しましたが見つける事は出来ませんでした。それから暫くしてこの寺で腹鼓が聞こえるそうです。

お坊さんはここまで話すと町の人に娘と狸が埋められている場所を教えました。

お坊さんは若い頃の…。

改めて供養して、お坊さんはまたどこかに去っていきました。

それから腹鼓が聞こえる事がなくなりました。

感想

「若気の至り」で取り返しのつかない事をしてしまった平吉😱

最後の最後にまさかのオチ!まんが日本昔ばなしの中でも「傑作」の一つと言えるでしょう!

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