【まんが日本昔ばなし】「山姫さまと兄妹」

まんが日本昔ばなし「山姫さまと兄妹」のご紹介!

あらすじ

昔々、大谷の里の雷電山近くに杉作とコエという兄妹が住んでいました。里の者達はこの雷電山は綺麗な“べべ”を着ているので、「山姫さま」と呼んで崇めていました。
山姫さまは秋になると赤い晴れ着を着て踊るのだという。

杉作はこの踊りを見たいと一大発起!この山に入って山姫さまに会うには「まじない」が必要でした。

まじない!

一つ!一本足で山に入る事(山姫さまは一本足なので)
二つ!山姫さまの歳の数だけ栗を拾って供える事。終わり。

山姫さまの年齢は十と七つだったので17個の栗を供えると杉作の前に山姫さまが現れて不思議な舞を披露!
杉作が唖然として立ち竦んでいると、妹のコエがやってきました。

山姫は「まじない」を知らずに山を登ってきたコエ‼︎
「戻れ」の声も聞かずに、「あんちゃぁん」と近寄ってくるので杉作は止めようと、「まじないを破って」走り出してしまいました。

「二本足?!

なぁ〜に!?」

山姫さまは大激怒😡やっちまったな!!

杉作は山姫さまに捕まってしまい、コエは膝を擦りむいたので片足で歩いて逃げると、「一本足なら許してやろう😄」と、逃げしてくれました。

その事をコエが村の衆に話すと、「山の入って杉作を探そうと」といった矢先に、屋根から「ドスン」となにかが落ちてきました。

見てみると、杉作が寝ていたのでした。

杉作は三日三晩寝続け、起きた時もまだ夢現でした。

それから大谷の里では毎年秋の取り入れてが終わると大きな草鞋を作って、山姫さまに豊作祈願をするのでした。

勿論草鞋は片足だけ。

感想

いやはや、杉作が無事で良かった‼︎
山姫さまはいい神様なのか、悪い神様なのか…?ちょっぴり疑問に残る昔話です。

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