
まんが日本昔ばなし「梨とり兄弟」のご紹介!
あらすじ
昔々、ある家に三人の兄弟と母親が住んでいました。
ある日、母が重い病に罹ってしまいまいました。
「オラ、山梨が食べてえなあ」たった一言、そう言ったのです。
山梨は深い山奥の沼にあるとの事でした。母親思いの兄弟はなんとか取ってこようと太郎が出発しました。
歩いていくとお婆さんに出会いました。このお婆さんは助言をしてくれましたが、太郎は讒言だと思い、近道をして、進んでいくと沼の奥で山梨を見つけて集めていると、パクッと沼の主に食べられてしまいました。
さて、太郎を心配した次郎も山梨を取りに行きました。「いくなっちゃかー!!」ここでも次郎はお婆さんの言うことを聞かずに近道をしてパクり。
三助が帰って来ない二人の兄を心配して沼まで行くことにしました。
三助はお婆さんの言っていることに耳を貸しました
「風や、笹の言う事を聞くのじゃ」
さて、三助が言われて通りに進むと沼に辿り着きました。
ここでも梨の言う通りに登りましたが、降りる時は反対側から降りてしまいました。
ここで沼の主がパクり。
そこから沼の主は七転八倒して、ついに倒れました。三郎がつけていた「いばらの尻尾」が刺さったのです。これは風が教えてくれた事でした。
さて、こうして家に帰って山梨を母親に食べさせると、みるみるうちに病は治って、幸せに暮らしました。
感想
「忠言は耳に逆らえども行いに利あり」
三助が言うことを聞いたお陰で皆が助かったワケです!
このお話は発祥が不明で、恐らく近年に作られた物だと考えられます。
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