【まんが日本昔ばなし】「白狐の大芝居」

まんが日本昔ばなし「白狐の大芝居」のご紹介!

あらすじ

昔、大分の長岩屋というところに、お常さんという人の良いお婆さんが住んでいました。

ある日、峠を越えて真玉の浜の祭りに行った日の帰り道、白丸峠で太鼓の音が聞こえました。

聞いてみると、「芝居」がやっているので皆集まってきているとの事。お常さんは気になって少し観に行くことに。ちょうど、「忠臣蔵の判官切腹」の場面が上映していました。迫真の演技で、とても田舎の芝居小屋とは思えません。

お常さんは見入ってしまい、いなり寿司とぼた餅を食べながら、最後の演目「葛の葉」まで観てしまいました。お常さんは感激して涙をボロボロ流して鑑賞しました。

さて、夜が明け芝居が終わりました。

お常婆さんは家に帰って「土産話」として家族に教えました。これを聞いた嫁は「白嬢に騙された」と言いました。白嬢はここいらの地方では有名な化け狐です。

いなり寿司は馬糞、ぼた餅は牛の糞」だと言うのです。

お常婆さんは真相を確かめるべく、芝居小屋まで行っていました。

すると、白狐達が芝居をしていました。お婆さんはまた感動して見入ってしまいました。

この狐達はお常さんに演技を見せたかったので、馬糞や牛の糞など食べさせるわけもなどありません。

さてさて、「葛の葉」の始まりです。

感想

「狐が人を騙す話」

ですが、悪意はなくお常さんも楽しんでいると言う何とも爽快なお話です☺️

因みに「葛の葉(狐の嫁入り)」とは「安倍晴明の母親が実は狐だった」という伝説に基づいて作られたのです。

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