【まんが日本昔ばなし】「羅生門の鬼」

まんが日本昔ばなし「羅生門の鬼」のご紹介!

あらすじ

今からおよそ千年以上も昔、今日の都に伝わる恐ろしい鬼の話ジャヨォ。

酒呑童子を退治した源頼光の家来「渡辺綱」「卜部季武」「碓井貞光」「坂田金時」の四人が酒を飲んでいました。

話は「羅生門に頻繁に現れる鬼」になり、渡辺綱が羅生門に行って確かめることに。

綱は羅生門に近づくと、誰もいない事を確認して、「誰もおらんじゃないか」と鼻で笑うと、「コォォォォォン」と高札を立てました。

こうして、綱が戻ろうと振り向くと、柱の影に一人の若い娘が立っていました。

娘は「五条の父のところに行く」と言ったので、綱が送ろうと手を差し伸べると、娘は鬼の姿に変化して、綱の首を締め付けました‼︎唐突〜‼︎

「お、己ィ!貴様が羅生門の鬼であったか!

ウェェェェェェェーッ!!!」

綱は一瞬の隙をついて鬼の腕を切り取りました。流石。

鬼は「綱よ覚えておれ!七日の間にその腕を取り戻す」

そう叫ぶと、空高く舞い上がっていきました。

綱は鬼の腕を持ち帰ると、仲間たちは褒めてくれたが、七日の間家を厳重に警備しました。

それから七日間何事もなく過ぎようとしていた_______

ワケもなく、七日目の美しい月が出ている爽やかな夜に一人の老婆が面前を訪ねて来ました。

この老婆は「綱の叔母」だと言って浪速から来たと言うので、家来達はどうしたものかと困っているうちに老婆は屋敷に入ってしまいました。

「綱よ、叔母さんじゃよ。幼いお前を母親代わりに育てた叔母さんじゃよ」

「…叔母さん?」

綱は思い出す事ができませんでしたが、老婆に「羅生門の鬼」の事を話すと老婆は喜び、「鬼の腕を見せてほしい」と言いました。あっ…。

綱は「ちょっとだけ」と、見せてあげることに。

老婆は鬼の腕をを触ると、みるみるうちに羅生門の鬼の顔に変貌‼︎

👹「カッカッカッカッカッ!!!綱ヨォ〜七日目の夜、しかとこの腕貰ったぞ!」

「おのれ、計りおったなぁ!」チャキーン

綱が刀を抜くのも間に合わず、鬼は高笑いをしながら、雲高く消えていきました。

感想

「渡辺綱vs羅生門の鬼!」

まんが日本昔ばなしの中でも大作!

この“羅生門の鬼”は平家物語や謡曲などでも語り継がれ、現代でも残っています。

腕を取り戻した鬼はいつかまた悪さをするのかもしれない…。

次に鬼退治するのは貴方かも?

最新情報をチェックしよう!