
まんが日本昔ばなし「茂吉の猫」ご紹介!
あらすじ
昔々、秋田の安仁町に茂吉という大酒飲みの怠け者で、一日働くと、後三日は酒を飲んでゴロゴロしているという夢のような暮らしをしていたのです。この茂吉は一匹のトラ猫の暮らしていました。
ある日、飲んでもない酒の請求が届き、怒りを酒屋にぶちまけました。
酒屋は、「童が買いに来る」と言うのです。お代は茂吉が払うと…。傍迷惑な童です。茂吉が童を追いかけると、正体は化けたトラ猫だったのです!
「この酒泥棒!」とトラをはたくと、どうと逃げて行きました。
茂吉は暗い夜道をひた歩き、火花を散らすトラ猫を追いかけました。すると、化け猫達の原っぱに辿り着いたのです。
化け猫達は「酒がない」事を恨み、茂吉のことを”貧乏神-“と呼び、トラに「茂吉を殺す様に」命じられます。茂吉が飯を食うとコロリと死ぬと言うのです。
ハッと目を覚ました茂吉。夢か現実か分からずに、いつもの様に朝飯を食おうとした時に、トラが茂吉の前をジャンプして跨りました!
__________茂吉は全てを思い出しました。
「トラ…やっぱりお前は化け猫になったかぁ…
オレとオメエは10年の仲だが…
これでおしめえだなあ( ; ; )」
茂吉が飯を食べるのをやめると、トラは家を出て行き、茂吉の家に戻ってくることはありませんでした。
感想
このお話、そもそも化け猫達がなんと言っているのか聞き取りにくく、「トラが跨いだ飯を食べると死ぬ」のか、「飯を食べると死ぬ」のかよく分かりません。
もし、後者であればトラは最後に茂吉が飯を食べるのを阻止した様にも見えるのです…😭
これは人によって、見方が分かれる話なのでトラが最後に何をやりたかったのかは視聴者の想像に任せられるでしょう…。