【まんが日本昔ばなし】「飯ぬすっと」

まんが日本昔ばなし「飯ぬすっと」のご紹介!

あらすじ

昔、人里離れた所に老夫婦が住んでいました(開幕咀嚼音!)。ぺちゃくちゃと、よく噛んで腹を満たす。なんとも倹約家です。

「ちわっーす」と魚屋が魚を売り付けに来ても、見向きもしません。

魚屋が何度も、何度も挑戦しても「魚はいらん」の一点張り。

一体なぜ、そこまで頑固なのでしょう。魚屋はワケを調べてみると、老夫婦は松ヤニで作った魚を眺めながら飯を食べているのです。

「なんじゃあ ありゃあ」と、ドン引き‼︎

しかし、松ヤニで作った魚に負けては魚屋の名折れです。

「おいっ、タダでやるから、この魚を食べてみろいっ」と、魚を置いていきました。

魚に気付いた爺様。食欲を堪えながらも、婆様と一緒に唱えました。

「これがあるとご飯を何杯でも食べます、お米がなくなります」

「米がなくなってしまうということは、これはぬすっとですね」

「そうじゃ、飯ぬすっと」

爺様と婆様は魚を“飯ぬすっと”と、言って便所にポイと投げ捨ててしまいました。魚屋は恐れをなして、それ以降、魚を売ることをやめました。

しかし、この爺様と婆様は決してケチではなく、村の橋や道を作る時にはお金を惜しみなく使うのでした。

感想

「足るを知る者は富む」を自で行く老夫婦。

だけど、もう少しくらい贅沢してもいいのでは😅

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