【まんが日本昔ばなし】「馬のねがい」

まんが日本昔ばなし「馬のねがい」のご紹介!

あらすじ

昔、静岡に清八という馬飼いがいました。馬の「アオ」とても賢い馬でしたが、年老いて今では働く事が出来ません。それでも清八はアオと一緒に暮らしていました。

ある晩のこと、旅の六部(巡礼僧)がやってきました。清八は快く泊めてやりました。

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六部はあろう事か布団を盗もうとしたのです。

さて、六部が逃げ出そうとすると、後ろで何かが引っ張いる。振り向いてみると、アオが止めていたのです。

「はなせ」

「六部どん 六度どん」

えっ…

「ワシじゃよ」

アオは喋り出した!

「ワシは長いことこの家に飼われてそりゃあ大事にされた。その恩人の家からお前さまは今盗みをしようとしている、大事な一組しかない布団をなッ。

それを黙って見過ごすわけにはいかんのじゃ。どうか思い直してくれぬか」

ビックリした六部は布団を返しました。

アオはもう一つ、「ワシが死んだらお経を上げてほしい」と六部に頼みました。

六部は自分の事を悔い改めて、翌朝全てを話して清八に謝った。清八は信じなかったが、馬小屋から返事はない…。

アオは安らかな顔をして死んでいたのです。二人はアオが極楽に行ける様に一生懸命祈りました。

その後、六部は心を入れ替えて旅を続けました。

感想

六部以外の登場人物が聖人すぎる💦

だけど、六部も貧しい身の上であったから、仕方がない部分もあるでしょう…。

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