
まんが日本昔ばなし「小豆とぎとぎ」のご紹介!
あらすじ
昔、鳥取の尾原に山奥に昼でも暗い森がありました。
この森の中に「あずきとぎとぎ」という化け物がいました。
ここを通りかかった夫婦はあずきをとぐ音にビックリして、尻を出して逃げ出しました❗️(消される!消されて!)
このあずきとぎとぎは「小豆をといだ音にびっくりしている間に、人の着物を尻をめくって喜ぶ」という癖があったのです。姿を見たものは誰もおらず、村では大変恐れられていました。
この化け物、多分変態だと思うんですけど…。
その頃、「馬さん」という村で一番の肝の据わった(自称)男があずきとぎとぎを退治すると言い出したのです。
馬さんは着物の裾をめくられないように、股座を縄でぐるぐる巻きにして尾原の山奥に行きました。
しばらく進むと、妙な気配を感じて立ち止まると、青い鬼火が見えたのです。それからゴリゴリと小豆をとぐ音が聞こえたのです。
「こりゃあああああ!!あずきとぎとぎ姿を見せんか!!」
あずきとぎとぎは姿を見せず、小豆をとぐ音だけ…。それから音が止むと、「すりこぎ」だけが馬さんを追いかけて馬さんの頭を小突き回しました。普通に考えれば怖いわな。
「勘弁してくれえ、やめて、やめてくれい」
流石に頭に来た馬さんはすりこぎに飛びかかり、引っ張り合いになり、すりこぎを奪って、村に帰りました。
______もうすっかり夜も更けました。
馬さんはすりこぎを持って凱旋!
すると、
「そのすりこぎ返してくれい」
と、小豆とぎとぎが現れて、馬さんの手からすりこぎが取り上げられ、縄が解けてめくったのです。
感想
小豆とぎとぎには誰も勝てない‼︎😨
だけど、暗闇の中突き進み、小豆とぎとぎのすりこぎを奪う所まで成功した馬さんは充分「村一番の肝が据わった男」でしょう🤔