【まんが日本昔ばなし】_月を動かす_「猪と月」

まんが日本昔ばなし「猪と月」のご紹介!

あらすじ

昔々ある晩の事、山に住む動物達が明るく照らしてくれるお月様に感謝の意を示そうと、十五夜に芸を披露しようと決めました。

他の動物達は自信満々ですが、猪だけは芸を持っていなかったので仲間外れにされてしまいました。

「ウワハッハッハッハッハッハ!!!🤣」

獣はいるけど、除け者もいる。陰湿なモンです。

猪が泣きじゃくって家に帰ると弟が「俺たちにも出来る事があるさ」と慰めました。

さて、十五夜が来ました。

兎は餅つき、狸は狸囃子、狐は狐火、猿は猿真似を披露‼︎だけど、お月様は一向に喜ぶ素振りはありません。

一方、山の反対の小さな台地で猪の兄弟が相撲を取りました。これが中々機敏に動き、打撃も何でもありの、力を出し尽くした“大相撲”になったのです!

🌝「ハッハッハッ」

これにはお月様もニッコリ^ ^

「下品なだけじゃないか」「面白くもねえ」と文句を言う他の動物達にお月様は叱咤の言葉を浴びせました!

🌚「自慢ばかりして人を馬鹿にしてはならぬ、たとえ芸がなくても一生懸命相撲を取る事が大事なんじゃ!

何事も一生懸命やってこそ、人を感激させる事ができるのじゃ!笑ってはいかん!」

お月様は笑ったような… 蓋し名言です。

それからも十五夜の晩になると、猪兄弟はこの小さな台地で相撲を取るようになりました。

感想

「一生懸命やれば、人の心を動かすことはできる」

今回は人どころか、お月様の心まで動かした壮大なお話です🤣

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