
まんが日本昔ばなし「うさぎ・亀・ふくろう」のご紹介!
あらすじ
昔々、広い野原をウサギは毎日駆けていました。(まるで界王星)
このウサギ、兎角足が速い。野から山へ、山から谷へッ!
この縦横無尽に駆け回るウサギを気に入らない亀。
ある日、カメの事を「大将」と曰うフクロウが亀に入れ知恵。
亀は「俺より速いヤツはいない」とウサギを挑発。売り言葉に買い言葉。よもや亀からそんな言葉を言われたからにはウサギは勝負せざるを得ません。
こうして、ウサギと亀はかけっこ勝負をすることに。_____ゴール地点は亀が提案した場所でした。
さて、ウサギはものすごい速さでスタートを切り、亀をあっという間に突き放しました。
だけども、なんとゴールしていたのは亀の方。汗を拭き、「あっ、今ついたの^^」と、余裕綽綽。
これに驚いたウサギはもう一戦_____
だけども、またしても先にゴールしていたのは亀でした。その後、何度やっても亀が先にゴール。
連戦連敗、ウサギのメンタルはボロボロ。自慢の足も亀には手も足も出なかったのです…。ウサギは悔しくて泣き続け、目は真っ赤😭
「やったぜ。」
それを見て、うひひと、薄ら笑いを浮かべる亀とふくろう。実は亀は双子で、互いに反対のゴール地点にいただけでした。(卑怯だが、策士であることのは変わりない)
「こぉぉぉぉぉりゃぁぁあああ!」
その時、神様が現れて、亀とフクロウを叱りました。
亀は神様に甲羅を打たれてヒビが割れ、フクロウは目玉を取り上げらて、夜しか見えなくなってしまいました。
因果応報とはこの事です。
感想
こうして、「ウサギの目は真っ赤になり、亀の甲羅は割れ、フクロウは目が見えなくなりました」フクロウの罰重ッ!!
これは和歌山県に伝わる民話です。意地悪な亀とフクロウが退治される勧善懲悪話ですが、これ見よがしに自分の俊足を見せつけていたウサギに完全に非が無いとは思えません。悪い事はしちゃいけないよ…。
(因みにフクロウは昼でも目は見えるそうです)