【まんが日本昔ばなし】_華より_「鏡岩」

まんが日本昔ばなし「鏡岩」のご紹介!

あらすじ

昔々、近江国の琵琶湖に住んでいる弁天様とその向かいにある岩脇山の稲荷神社に住んでいるウカノミタマはいつも退屈そうに村人たちの様子を見ていました。

ある日、弁天様がウカノミタマを呼んで岩を鏡にして欲しいと頼みました。

「その代わり、村の人々をみんなウチみたいに別嬪にしてあげる♡」

それからウカノミタマは岩脇山をピカピカに磨いて鏡にしました。是を見た弁天様は大満足!直ぐに村の女たちは別嬪さんになりました。

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(鏡よ、鏡。ああなんて美しいのだろう)

別嬪になった女達はそれからろくずっぽ働きもせず鏡を見てはうっとりするばかり…😅

挙句、鏡は反射された弁天様の輝かしさに照らされては魚も逃げて漁も捗りません。とうとう百姓達は立ち上がり、鏡岩の前で火を付けて黒く燻してしまったのです。

明くる朝弁天様はショックを受け、村の女達を元に戻してしまったのです。

これにて一件落着。

感想

「美しさにかまける女房よりか働く女房」😅

このお話があってか近江の人間は働き者なんだとか…これが”近江商人“に繋がるわけなんですね!

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