
まんが日本昔ばなし「瓶に頭」のご紹介!
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あらすじ
昔、大食らいだが人の二倍も三倍も働く、長兵衛という男がいました。
この長兵衛は一人者だったので、縁あって隣村から嫁を取ることに。
長兵衛が嫁の実家に呼ばれたので、お母は「あんまり大食らいするな。ガツガツ食うと、向こうのおとっつぁんに嫌われるかもしれんからな」と、耳打ちしました。
さて、実家に着くと、長兵衛はおとっつぁん(義父)と気まずい時間を過ごし、おとっつぁんは「どんな人間が嫌いか?」と長兵衛に尋ねました。
何を思ったか、長兵衛はつい「大食らいな人間が嫌いだ」と言ってしまいました。
「そうか、わしは臆病な人間が嫌いだ」と義父は答えました。
その事もあって、長兵衛はせっかくのご馳走もしょぼしょぼとしか食べられません。挙句好物のかい餅を袖に入れて隠してしまいました。
さて、この夜、長兵衛はこっそりとかい餅を瓶に入れて、鱈腹食べていました。瓶の底に付いている餅を舐めていると、瓶から頭が抜けなくなり、辺りを右往左往。
これを見て、腰を抜かしたおとっつぁん。
お互いに“大食らい”と“臆病者”がバレてしまいました。このことは二人の秘密にしようとしていたのに義母と嫁さんにはバレてしまいました。
さてさて、これで互いに見栄を張る必要はなくなり、いつまでも幸せに暮しました。
感想
見栄を張るよりも正直に言ったほうが上手くいく事もある。
結果的に夫婦仲は良くなり、義父とも上手くやっていけるようになった心温まるお話です☺️
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