
まんが日本昔ばなし「赤神と黒神」のご紹介!
あらすじ
昔々、十和田湖に大層美人な女神様が住んでいました。女神様は毎日美しい声で歌い、その声は男鹿半島に住む「赤神」の所まで聞こえました。
その声に赤神は自分を呼んでいる様な気がして、言ってみることに。自意識過剰w
笛を吹いて、歌い、次第に赤神と女神様は仲良くなりました。
ちょうどその頃、津軽の龍飛に住む「黒神」の元にも女神様の声が聞こえてきました。黒神は荒々しい性格で、常に龍を従えていました。
(誰が歌っているんじゃあ)黒神は声にうっとりして、山を越えて十和田湖までやってきて一目惚れ😍
それから黒神は鯨やら猪やらを女神様にプレゼント。女神様も満更ではありません。
「誠の恋をするものは、みな一目で恋をする」
______こうして、黒神と赤神は歪み合う様になり、女神様は悩みました。「優しい赤神」か「荒々しい黒神」か…白黒つけられない。まるでカフェオレのCMです。
とうとう赤神と黒神との間で戦いが勃発。赤神は鹿を飛ばすが、対する黒神は龍。これには到底敵いもせず、赤神は傷だらけになって男鹿半島に帰って行きました。
「これで女神は俺のものだ!」と、黒神は思ったでしょうが、女神様は傷ついた赤神を心配して、男鹿半島に行ってしまいました。
(え…)黒神はショックを受けて、津軽に帰って行きました。肌寒い季節がやってきて、
「はぁ…」
と、黒神が大きなため息を吐いたせいで本州と蝦夷地の地面が割れて津軽海峡が出来てしまったのです。
冬景色〜
感想
秋田県や青森県で伝わる民話、伝説です。
神vs神の壮大な戦い…黒神は試合には勝ったものの、勝負には負けてしまったのです😭
若干カフェオレのCMを思い出すのは俺だけか