【イソップ寓話】「敵同士」

イソップ寓話「敵同士」のご紹介‼︎

あらすじ

敵同士が偶々同じ船に居合わせました。互いに顔を見るのも嫌なのでそっぽを向いて、一人は舳、一人は艫に向かいました。

すると、激しい嵐に遭い、船が浸水。艫にいた男は船頭に尋ねました。

「どこから沈みそうだ?」

「舳からだ、だがここも時間の問題だ。早く避難した方がいい」

男は首を振って言いました、

「俺はここに残るよ」

「何故だ?」

「敵が溺れているところを見れたら死んでも構わないからさ」

感想

「自分がどんな目にあっても、憎い者の不幸を見たいものもいる」

人の業を現した、哀しい寓話です😭

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