【イソップ寓話】田舎のネズミと都会のネズミ【足るを知る】

人生の教訓!イソップ寓話

今回は「田舎のネズミと町(都会)のネズミ」について紹介します。

あらすじ

田舎で悠々と暮らしていたネズミが町に住んでいるネズミを家に招待しました!

「飯を食べに行こうぜ」

「よしきた。」

田舎のネズミは畑に行ってモロコシや大根を引っこ抜いて町のネズミにあげました。

ムシャムシャ。

「まぁ、味は悪くない。が、君。退屈じゃないか。毎日同じ飯を食べて、寝て …そして死んでいく。どこぞの滑車を回すヤツじゃないだからさ、君。 僕の町へ来なよ。毎日刺激的で美味い物も此処とは比べ物にならない位沢山あるぜ」

「ほぉ。じゃあいってるか」

田舎のネズミは町に行って見ることに。

「君。これを食べた事があるかい。」

町のネズミがあげたのはチーズや肉。

初めて見る食べ物を前に田舎のネズミはびっくり仰天。

「世界は広いんだなあ。感謝するよ。」

芳しい匂いに食欲を抑えられず、齧りつこうとした瞬間______

ガチャッ

何者かが部屋に入ってきた!

二匹は一目散に逃げ込んだ。それから暫くして

「__もう大丈夫か」

さて、今度こそ。

齧り付こうとした時。

ガチャッ

まただ。

グーギュルギュル

…田舎のネズミは堪らず言った。

「悪いけど、お暇するよ。」

「何故だい?まだ食べてないじゃないか。君。」

「うん。僕には身の丈の幸せがあるからさ

教訓

田舎のネズミは危険と隣り合わせの豪華絢爛なご馳走よりも、安全な場所で大根を食べる方が幸せなのです。

此処から汲み取れる教訓は

「幸せは人それぞれ」

人生の教示に富んだ
「イソップ寓話」是非読んでみてください!

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