
イソップ寓話「狼と鶴」のご紹介!
あらすじ
骨が喉に刺さった狼は涙ながらに叫んでいました、
「誰か、喉に刺さった骨を取ってくれ助けてくれえ‼︎礼はたんまりと支払う‼︎」
それを聞いて、鶴がやってきました。
「お礼はたんまりと来た。その言葉に偽りはございませんね?」
狼は藁にもすがる思いで言いました、
「ああ‼︎骨を取ってくれたら、なんでも差し上げるとも、さぁはやく!」
それを聞くと、鶴は狼の喉に嘴を入れて、サッと骨を抜き取りました。
「さて、お礼はたんまりと…」
喉の痛みが治った狼は飛んで逃げて行きました。
鶴は叫びました。
「薄情者!礼はどうした」
狼は舌を出して言いました、
「口を入れた時に俺に食われなかったことが礼だと思いな!」
教訓
「悪人に何もされなかったことが返礼」
何とも後味の悪い話ですが、一理あるかも…😅
悪人に“お礼”は求めない方がいいでしょう🤣