【イソップ寓話】_ 曲なれば則ち全し_「樫の木と葦」

イソップ寓話「樫の木と葦」のご紹介!

あらすじ

とても大きい樫の木と細い葦がありました。

樫の木は強風にもビクともしないのに対して、葦は微風でも風に靡いてしまうのです。

「お前は弱いやつだな、俺を見ろ。絶対に風なんかに負けない」

「流石ですね」と、葦は風に吹かれて頭を下げました。

さてさて、大嵐がやってきました。葦は大嵐に逆らう事なく、風に任せて、体を曲げました。

「ふん、見窄らしい。俺を見てろ!」樫の木はドンと構えて、大嵐に真っ向から挑みました。

すると、樫の木は根本がバリバリと千切れて、ズデンと倒れてしまいました。

葦は体を曲げて、風に耐え抜きました。

教訓

「ダメな時は必死に抵抗するよりも、頭を下げた方が生き残れる」

この寓話には老子の名言「曲なれば即ち全し」がぴったしですね🤔

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