
キングダムに於いて秦と並ぶ「超大国」
「楚」
その存在感は計り知れません。
今回は超大国楚の成り立ちと今後を考察していきます。(ネタバレあり)

成り立ち
楚は北方からの漢民族からの移住か、南方の民族が建国したのか異説分かれる。
国土も広く中原とはまた別の文化を築きあげ、楚は勝手に王を名乗ります。
異文化の国
「楚」という国の国土は広く、豪族も沢山いました。
蛮族と言われることもあったが、六代目の楚王荘王の時代に躍進する。
超大国「楚」
キングダムでは秦と並ぶ超大国として君臨する楚国。
その存在感は圧倒的で、合従軍の盟主として秦を苦しめました。
楚の将軍も癖が強い強敵ばかりです。
- 誰が至強か!? 汗明!

楚の巨人「汗明大将軍」
冗談抜きでマジで強いです。武力は間違いなく作中最高クラスで、嘗て項燕の副将として六将王コツを打ち破ってます。
- 臨武君

楚の第一将として出てきた「臨武君」同金を瞬殺し、ロクオミを苦しめます。
しかし騰には及ばず敗れ去ってしまう。
- 媧燐

戦の天才「媧燐」
合従軍編では、その戦略を遺憾無く発揮。
現在は李園と共に楚の宰相として君臨しています。
項翼について
楚を担う若き千人将の一人として「項翼」というキャラがいます。

項翼は史実には登場しない人物ですが、その姓を見てください。
“項”なのです。
これは楚の名族“項家”という事。つまり_____
項翼と項燕は血縁関係にある可能性が高いと思われます。
あと名前も“翼” “燕” 鳥繋がり🕊
また、もし血縁関係ならば、項燕の孫 ”項羽“の実の父親もあり得ると思います。
項燕と昌平君
楚の虎 項燕大将軍
現在名前だけ判明している“項燕”
史実では、「李信」を打ち破った名将です。
(この時代秦を退かせたのは李牧と項燕のみ)
キングダムでも作中屈指の強敵として立ちはだかる事でしょう。
楚王 昌平君

秦国の総司令官「昌平君」は楚国の公子の生まれです。
史実では「異母兄弟の楚王負芻が秦に捕われ、楚は一旦滅亡するが、昌平君は項燕の擁立によって玉座に就き、秦に背く。
その後秦の将軍王翦、蒙武と戦い 項燕と共に戦死する」
何故飛ぶ鳥を落とす勢いの秦では無く、最後に斜陽の楚国に戻ったのかは分かりません。
- 媧燐と昌平君
また気になるのが媧燐の生き別れの弟は「昌平君」なのではないか?という説。
可能性は高いが、顔はあんまり似てないよね笑
最後と覇王
楚は昌平君及び項燕の戦死によって幕を閉じます。秦にとって最も強大な敵でした。
そして始皇帝の死後、項燕の孫の項羽(項籍)が鉅鹿の戦いで秦軍を打ち破り、秦を滅亡に追い詰めます。
そして新たな時代の幕開けに…