
燕を救った救国の英雄、其れは軍神「楽毅」と
「劇辛」大将軍なのである。
今回は「劇辛」についての紹介と考察をしていきます。
楽毅の全てを吸収

- 楽毅の全てを吸収
合従軍を率いて燕を攻め、70の城を落とした伝説的大将軍「楽毅」
その傍らに常にいたのが劇辛であった。
劇辛には“楽毅の戦術を盗み取る才があった”
恐らく劇辛が落とした城も幾つかはあるのだろう。
楽毅が失脚した後は名実共に燕を代表する大将軍になる。
ただ、金を積めば移動してもいいと言っている為、”忠誠心“はないのであろう。
趙にいれば三大天の席を取れたとも言われているが…どうだろう
対李牧戦
燕に侵略してきた不敵な若造「李牧」
それに対する燕の将軍「劇辛」
軍神「楽毅」と並ぶ将軍であり、王騎が亡き後の中華で最も名声と実績がある将軍と言っても過言では無い。
彼の輝かしい戦歴の前に李牧は…。
趙vs燕の大戦_______________
劇辛は敗れる。
龐ケンに“偽物”と云われ呆気なく一刀両断されて終わりである。 正直かませ犬感は拭えない。
史実においても龐ケンを侮り、敗死している。
只李牧を出し抜いた知力、曲がりなりにも龐ケンの一撃を受け止めている膂力などは決して馬鹿に出来るものでは無い。
もう一つ擁護するとすれば、作中のセリフから察するに年齢は60を超えているので全盛期はもっと凄かったのであろう。タブンネ。
もし合従軍に参加していたら
あと、劇辛将軍には面白い考察があって、それは…「劇辛が合従軍に参加していたら、成功していたんじゃ無いかという説」
オルドよ… 劇辛大将軍‼︎
燕軍は大将を劇辛、副将をオルドという形で進軍してくるのであろう。オルドは王翦に出し抜かれたが、劇辛は王翦に対抗出来た、あわよくば戦術で上回った可能性があるという物。
- そもそも
確かに面白い説。だけど一つ問題がある。それは劇辛が生きている=李牧が死んでいる。という事。李牧がいなくては合従軍は成立しない。
劇辛が李牧に勝利していたとしたら、同年代で対抗出来る将といえば、廉頗、項燕辺りであろうか(正直廉頗と戦えば普通に負けちゃいそうだけど…笑)
キングダムでは不遇だけど、決して凡愚な人ではなかった…と思う。