
グリム童話「名付け親さん」のご紹介!
あらすじ
貧しい男には沢山の子供がいて、名付け親に困っていました(どんな悩み?!)。
どうしようもないので、取り敢えず寝てみることに。
すると、夢でお告げがありました。「門の外に出会った人に名前をつけてもらいなさい」成程、天啓ならしょうがない。男は見知らぬ人に名付け親になってもらいました。
その人は「水が入ったコップ」を手渡し、「頭の王に死神が立っている病人なら治すことができる。足元に立っている場合は無理だがな」と、言って去って行きました。
唐突ッ!!(^◇^;)
男は霊感があったのか不明ですが、”どんな病気“も治せる医者になって大儲け。子供達も万々歳です。
とうとう噂が王様の耳にも入り、「息子の病を治してほしい」と頼まれます。
見てみると、頭上に死神がいたので水を飲ませて治してあげました。しかし、再発。二度目も無事に治りましたが、三度目は_____
足元に立っていました。
(まずい…^^;)これは無理です。王に”今回は治せない“と、報告すると大激怒。
男は困って、名付け親さんに相談しようとしました。家を見つけて入ると、奇妙な光景を見ました!死体や指がゴロゴロ転がり、ほうきとくわが喧嘩をしていたのです。
(なんじゃこりゃあああああああ!)
男は名付け親さんの部屋に行って聞いてました「名付け親さん、あれはなんですか?!」
「あれとは」
「ほうきとくわが喧嘩してましたよ」
「あれは女中と小さい子が喧嘩をしたんだ」
「指は」
「それは野菜の根だ」
「転がってる死体は」
「キャベツだ」
「じゃあ…さっき鍵穴から見た、あなたに頭に生えてるツノは?」
「…そ、それは見間違いだ」名付け親さんは吃りながら言いました。
悪寒がした男はすぐに家から逃げ出しました。
感想
得体の知れない「名付け親」の恐怖😱
この話が何の教訓があるのは全く持って不明ですが、取り敢えず大事に至らずによかった😅