
グリム童話「奇妙な音楽家」のご紹介!
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あらすじ
ある所に変わり者の音楽家がいました。
軽快にバイオリンを奏でていると、音楽につられて狼がやってきました。
「音楽家さん、オイラにバイオリンの弾き方を教えてくださいな」
(仲間には要らないな)
「だったら、私のいうことを聞きなさい。樫の木の空洞に足を入れなさい」
言いつけ通りにスポッと、狼が足を入れた時、音楽家は狼の足を石で塞いでしまいました。
今度はキツネがやってきました。別にキツネも要りません。キツネを唆して榛の木に吊るしました。
さて…と、音楽家がバイオリンを奏でながら歩いていくとウサギがやってきました。矢張り要りません。
ウサギの首に紐をつけてヤマナラシの木の回りを走るように言いました。ウサギは紐が巻きついて身動きがとれなくなりました。
(よし、粗方片付いたな)音楽家は歩いていくと、木こりを見つけました。
「良かった。君となら一緒に行けるよ」と、木こりに言いました。
_____その時、オオカミがキツネとウサギと一緒に音楽家に襲いかかりました!(よくも騙したなっ!)
「危ない!」と、木こりが持っていた斧をブンと振り回すと、獣達は恐れて逃げ出しました。
「助かった、お礼に一曲奏でよう」
音楽家はヴィオリンを弾いて、またどこかに行ってしまいました。
感想
男は結局何をしたかったのか…💦タイトル通り「奇妙な音楽家」です😅
ラストはバッドエンドかと思いきや、助かりましたね❗️
「人間だけでなく、獣まで魅了する音楽の力は凄い」と言ったところでしょうか🤔
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