【グリム童話】「子ウサギのお嫁さん」

グリム童話「子ウサギのお嫁さん」のご紹介!

あらすじ

昔、キャベツを植えている庭がある家に母親と娘が住んでいました。

ある時、一匹の小さなウサギがキャベツを全部食べてしまいました。母親は怒って、娘に「ウサギを追い払う」様に頼みます。

「しっしっ、あっちへお行き」

「嫌だね。どうだいお嬢さん、僕の尻尾に乗ってうちに来ないかい?」ませたウサギです。其れが三日も続いたので、興味が湧いた娘は尻尾に乗ってみました。

ウサギは自分の家まで作れていきました。

「このキャベツとアワ種を料理して待っててね、結婚式のお客さんを呼ぶから」娘は不思議に思いながら料理を済ませました。

すると、ウサギが婚礼客のウサギや牧師のカラス、世話役のキツネなどを呼んできました。

ウサギは大はしゃぎですが、娘は一人ぼっちだったのでシクシク泣いています。

「ドアを開けて、開けて」と言ってもシクシク泣いて返事をしませんでした。ウサギが立ち去ると、わら人形を作って娘はこっそりと母親のところに戻りました。

ウサギがまたやってきて、ポンと娘の頭を叩くとわら人形だった。

「あぁ、行ってしまった」

ウサギはしょんぼりとしました。

感想

「ウサギに連れ去られた女の子のお話」

まず、この話がどういう“意味”を持っているのかはよく分かりませんw

娘もウサギもハッピーにはなっておらず、ウサギが「何故娘と結婚しようとしたのか」理由も不明で若干不気味な話でもあります😅

ウサギも決して”悪い“モンではなく、純粋に好意を持っていたと思いたいがやっていることは「誘拐」同然の為、逃げ出したのは、まぁ、しょうがない。

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