グリム童話の中でも“残虐的”なお話
「子どもたちが屠殺ごっこをした話」のご紹介。タイトルからして既にヤバイ。
無邪気ゆえに
昔、オランダの街で子供たちが“屠殺ごっこ”を初めて、“豚役”の子供を殺してしまいました。
この事が裁判にかけられましたが、「まだ子供」と言う事もあり難航。
長老が子供が“無知で分別がつかなかった”のかどうか判別するために、子供に「高価な金貨」と「リンゴ」を選ばせました。
子供たちは嬉しそうにリンゴを取りました。
- 二話
また、別のお話。
父親が豚の屠殺をしている様子をマネして、兄弟が”屠殺ごっこ“を始めました。
兄が弟の喉をナイフでグサリ。豚と同じ様に。
弟の悲鳴を聞いた母親が激情にかられて兄をナイフで刺しました。その隙にまだ赤ん坊だった末子が溺死。母親はショックで首を吊り自殺。
帰ってきた父親も間も無く後を追いました。
そして誰もいなくなった。
感想
一話は子供はただ単純に遊んでいただけ、二話は全員死亡のバッドエンド。
“善悪”など何も知らない子供の無邪気さゆえの“残酷”
余談ですがこの話を聞くと、”性悪説“が正しいのではないと思ってしまいます😱
教訓の様なものもなく、ただ残酷なこの童話は第二版以降では削除されました。
そりゃそうだ😅
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