
グリム童話「糸くり三人女」のご紹介!
あらすじ
昔、ある所に美しい(ここ重要)、怠け者の娘がいました。
顔は良くても、糸くりをしない娘。
母親はとうとう堪忍袋の尾が切れ、殴りました。
「働きなさいよ!!」ごもっとも。
殴られた娘はシクシクと泣いていました。
そこにたまたま国の王妃が通り掛かりました。
「そこの美しい娘さん。何故泣いているのだい?」
(まずい)流石に娘に暴力を振るった事を告白されれば、お咎めが怖い。
母は「この子は糸くりが大好きなんですが家に亜麻を出来なくて、泣いているのです。あぁ、貧乏な我が家に産んでしまったのが悔やまれる」と、嘘をついた。
王妃は感心。娘を城へと連れて、「ほら、見てみなさい。亜麻も沢山ある。一晩で糸くりを完成させてくれたら王子と結婚させても良い」と言います。顔採用
“王子と結婚“という破格に好条件にも関わらず、また娘は怠けます。シクシクと「働きたくない」と泣く始末。
そこに現れたのは三人の女たち。格好は貧相で、労働をしてきたであろうゴツゴツした手、太い肩、細くて美しい娘の体と比べると大分劣ります。
「どうしたんだい?」と、女たちは話します。娘が事情を話すと、「じゃあ私たちを叔母として結婚式に招待してくれ」と条件を出します。
一回の仕事で一生の安泰。これ程美味しい仕事はありません。三人の女たちは見事に糸を紡ぎました。
翌日、王妃は娘を褒め称え、約束を守って王子と結婚させました。王子も娘を見て一目惚れ。やっぱ顔
結婚式には手伝ってくれた三人の女も招待して、「叔母」として王子に紹介しました。
王子は三人の女のゴツゴツした手を見て、「なんでその様な姿になった」と聞くと、「私達も若い頃は綺麗だったけど、糸くりを毎日したせいでこんな姿になった」と言いました。
「成程、そうであれば姫君にはさせてはならないな」
王子は姫の手を握りました。
感想
「労働をすれば早く老ける」だから、「美しい者には楽をさせよ」
グリム童話らしからぬ、教訓を含んだお話😅
怠惰は“罪”となっていますが、「キツい労働」をしている人物と「働かない者」
どちらが若く見えるかは一目瞭然でしょう。
(だけど、その若さは果たして本当の“美しさ”なのかは疑問に残る)
ただ、自分は完全に怠惰より。なるべくして楽して生きていきたい。