
今回はスリランカにある、狂気の王様が作り出した都、
「シーギリヤロック」の紹介です!
リンク
岩の上にある都
この古さびた都は1400年間人々から忘れられていた、それもその筈。この都は巨岩の上に作られていたからだ。
1875年 スリランカを植民地にしていたイギリス人によって発見された。
歴史
5世記頃、スリランカに存在したシンハラ王朝の王子カッサパ1世は父であるダートゥセーナ王にクーデターを決行した。
軍司令官であるミガラの支援などもあってクーデターは成功した。こうしてカッサパ1世は王位に着いた。
が、カッサパ一世の母は平民である為イマイチ国民からの支持は得られなかった。
そして、カッサパ一世は王族の母を持つ弟を恐れた。本心は、嫉妬であったと言っても良い。
「俺は_____
自分の生まれが憎い」
カッサパ一世は弟から逃げるように、このシーギリヤに都を作った。
岩の上に宮殿を建て、美女を侍らせた。
が、心の憂いは募っていくばかりであった。
国民は彼をこう喚んだ、「狂気の王様」
残された遺産
弟は優秀であった。家柄も良く、人望厚い男であった。
「兄を、いや暴君_____
カッサパを討つ」
勇気と_____
大義があった。生まれ堕ちてから、決して変える事が出来ない大義が。其れは、”兄“には無かった。
弟は兄を攻め、カッサパは喉を掻き切って自害し、シーギリヤは495年に陥落した。
その後、この地は修道院として使われる事もあったが、程なく放棄された。
今はただ、王が残した遺跡が残るだけである。
リンク
リンク