
三国志を題材にした大作ドラマ「三国志 Three Kingdoms」
今回はそんな名作ドラマの中で個人的に好きな人物をランキング‼️
(あくまで、ドラマ(演義、ドラマオリジナル)の登場人物として好きな人物です)
五位 曹操

「治世の能臣、乱世の奸雄」
「恩人を容赦無く切り捨て、利用出来るものは利用する」
リアリストかつ、非情な面もありながら、喜怒哀楽が豊かで、憎めない所も。
“間違った者たちに、間違った評価を受ける”
これは後世の評価の事を考えると感慨深い。様々な解釈が為される人物ではあるが、真剣に中華の未来の事を思っていた事は確か。
四位 魯粛

演義ベースの「スリーキングダム」の中でも異色の存在感を放った男。
「魯粛」
一見「人が良く、愚鈍な男」に見えるのだが、いざという時は自分の意見をはっきり言う男!
「愚かである必要はなくても、愚かに見せる必要はある」
傲慢な関羽をして、「魯粛は兵法が分かる」と認められる肝っ玉。思慮に長け、“本当の賢さ”を体現した人だと思います。
三位 陳宮

第三位は「陳宮」
“狡賢い曹操”と“阿呆の様に素直な呂布”
稀代の軍師「陳宮」が選んだのは後者だった。呂布との絡みはまるで親子の様で微笑ましい部分も☺️
最後は人材コレクター曹操からの猛アプローチも“自身の志”を前に断固として断った
また、曹操の最後のセリフ、「ワシはワシであり、誰にどのような評価を受けてもかまわない」を最初に聞いた人物でもある。
最後のセリフ、「素晴らしい眺めだ」も「この眺めを守ってくれ(お前が国を治めろ)」という意見や、「この景色を汚してくれるなよ(乱世にするな)」という解釈もある。
二位 荀彧

漢臣
第13話で「天子(劉協)を助けるのがワシでよかった」というセリフで俯いたり、曹操が鹿を献帝の代わりに射止めた時も、黙りだったり、それとなく匂わせていた。
曹操の事を一度も”魏王“とは呼ばず、丞相と呼んでいた。荀彧にとって曹操とはいつまでも、“王”ではなく、“丞相”であって欲しい存在であった事を考えると哀しい。
そう言った意味では最後の“漢の忠臣”と言える人物かも知れない。
一位 諸葛亮

最初は自らの才能を誇示するかの様な余裕と笑みを浮かべていた「臥龍」 だけど、それも最初の内。
段々と顔が険しくなり、様々な職務をこなすプレッシャー、“天才”が故に周りからの理解を得られない苦悩。
最終的には”蜀“という国を一人で政治、軍事、どちらもやらなければず、三顧の礼で劉備に仕える時に言っていた「犬馬の労」という言葉すら霞むほどの働きすぎな、超ブラックな役職に就かざるを得なかった心労は痛ましい。
また、本心は「南陽に戻り、余生を送りたかった」と洩らしている。
たとえ「諸葛孔明」として後世に名が残せなかったとしても、そちらの方が「幸福」だったのかもしれない。
”天才“だけど”完璧“ではない諸葛亮。演義ベースだけれど、こういう人間臭い諸葛亮像。大好きです。