
或る人が言った
「人の本性は”善“である」
或る人が言った
「人の本性は”悪“である」
____________と
今回は性善説と性悪説についての紹介です。
性善説とは
性善説は古代中国の思想家「孟子」が唱えた思想である。
「人の本質は善」
うーん、何と光を帯びた言葉なのでしょう。
ね、孟先生?

「…努力すればな」
….
((((;゚Д゚)))))))
ぴえん🥺やっぱり、善なんて嘘だ!
努力なんて嫌だーーー‼︎
…
はい真面目に書きます。
孟子とは孔子の教えを継いだ人物の一人で孔子と並び儒学においての重要人物です。
孔子の教えの中でも「仁」を特に受け継いだとされています
(人を愛すること)
孟子が唱えた性善説は
「人は本来善であり、元から備わった善を努力により開花させる事で立派な人になることができる」
重要なのが努力を怠ると悪に染まる事もあるという事。
性悪説とは
孟子の後に生まれ、同じく孔子の教えを引き継いのだが「荀子」です。
荀子は「礼」を受け継ぎました。
(人が従うべき規範)
荀先生!貴方の思想を教えてください!

「人の本性は悪」
…え
「人はなんの努力もしなければ、悪にしかならない」
…
((((;゚Д゚)))))))
人は生まれながらに悪、凄い破壊力。
赤ちゃんにも👶お前は悪人だって言っている様な物だもの。
でも、確かに理解は出来る気がする…
何の教育も受けなかった人間が“善”に育つとは考えづらい…。
法家の韓非子にも影響を与えた思想です。
まとめ
結構勘違いされやすいのが
性善説も性悪説 どちらも
「善と悪は生まれつき変わらないのではなく」
「努力をしなければ、悪に染まる」
孟子や荀子だけではなく、ルソーやマキャベリなど色んな哲学者が同様の題材を取り上げています。
どちらが正しいのか、それはあなたの努力次第!