【人志松本のゾッとする話】島田秀平「ゆかりちゃん」

怖さレベル:★★★★

人志松本のゾッとする話

島田秀平「ゆかりちゃん」を綴っていきます。

お守り

ある所に、ゆかりちゃんという女の子がいました。ゆかりちゃんはお母さんとお父さんの三人暮らし。仲が良い家族でした。

ところが、ゆかりちゃんのお父さんが事故に遭い、家は貧乏に。お母さんは身を粉にして必死に働き、お母さんは過労で倒れてしまいます。お母さんは最後に「困った時に開けて」と、お守りを渡されます。

高校に進学したゆかりちゃんはいつものようにお守りを大事に鞄に付けていました。すると、男子がからかってきます。

「おい、ゆかり、そのお守りなんだよ」悪い癖だ😅とうとう男子はお守りをちぎって中を開けました。

…男の子の顔は真っ青になりました。手紙の内容を見たゆかりちゃんは絶句します。

 

 

 

 

  

「ゆかり しね」

 

 

 

感想と解釈

単純に後味が悪い怖い話😅 島田秀平さんオリジナルの話という訳ではなく、2006年ごろから2ちゃんねるで既に語られていたそうです。

解釈としては、主に「ゆかりのせいで苦しい思いをした。だから、しね」という恨み辛みの篭ったメッセージか、若しくは「ゆかり、苦しい時は死んで楽になりなさい」の二つが読み取れる。何れにしてもかなり悲観的。

また、「ゆかり しね」ではなく、「ゆかり shine(輝け)」をそのまま読んでしまったという説もある。

ただ、何故わざわざ英語なのか、他の単語はなかったのか(そら、そう読むわ😅)、など疑問は残る。

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