【今昔物語集】_狙う者と狙われる者_「荘子、見畜類所行走逃語」

今昔物語集10巻13話

荘子、見畜類所行走逃語」のご紹介!

あらすじ

今は昔、中国に「荘子(荘周)」という賢人がいた。この荘子がサギを見つけた。

サギはあまりに微動だにしないので、荘子は取ってやろうと思った。だが、どんなに近づこうともサギはピクリともしない。不審に思った荘子はサギをよく見てみると、サギはエビを狙っていたのだ。

そのエビも小さな虫を狙っていた。

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荘子はハッとして持っていた杖を投げて逃げ出した。

感想

「狙う者と狙われる者は実は表裏一体」

自分のことを客観的に見ることが出来る点は流石荘子と言えるでしょう…🤔

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