今回は東方project win版「風神録」のモデルとなった
諏訪大社と東方projectの繋がりについて!

諏訪大社
該当人物 | 洩矢諏訪子・八坂神奈子 |
東方で一番繋がりがある神社でしょう。
場所 | 長野県諏訪市 |
創設 | 不詳 |
祭神 | 建御名方神・八坂刀売神 |
歴史
全国にある諏訪神社の総本山。
創設は不明。
- 国譲りと諏訪大戦
神話ではタケミナカタ(建御名方)がタケミカヅチに敗れてこの地に逃れたとされる。
また、諏訪に伝わる民話では元々いた神様「守矢神」がタケミナカタに敗れて統治権を譲ったという伝説も残る。(これは…もしや…!)
- 中世期
諏訪大社は軍神とされ、
坂上田村麻呂、源頼朝、武田信玄など数多くの英雄が崇敬した。
特に甲斐の武田信玄は自らの旗印にするほどであった。
- 近代から現代まで
明治に入ると神仏分離令により多くの仏像などが撤去された。
戦後は別表神社となり、現代でも数多くの人に信仰される神社。
そして______
2007年8月17日
諏訪大社をモチーフにしたゲーム「東方風神録」が発売された
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東方と諏訪大社
さて、ここからは愈々東方と諏訪大社の繋がりを見ていきましょう。
表の神 神奈子 裏の神 諏訪子
東方に出てくる守矢神社の表向きの神様は「神奈子」
これは”八坂刀売神(タケミナカタの奥さん)”がモチーフ。
「守矢の神様はタケミナカタに敗れ去り、統治権を譲った。」
明神入諏神話
諏訪子はミジャクジ様という祟り神を束ねていた事から信仰されていたのですが、神奈子に敗れ国を譲ったのです。
神奈子は強者である「蛇」を、諏訪子は弱者「蛙」に当て嵌められる。
しかし、民間は元々の“諏訪子様“を忘れる事が出来なかった。
それを見た神奈子は”新しい神
“を作り出し、諏訪子にはその”力“だけを借りたのだ。
これが”諏訪信仰“と”神奈子と諏訪子“の元ネタなっています。
しかし、科学が進化した現代は昔ほど“神々の信仰”を得られない為「幻想郷に引っ越してきた」という設定です。
東方は矢張り奥が深くて面白いですね。