
今回はカモに矢が刺さっていた事件。
「矢ガモ事件」についての紹介。
風化はさせてはいけない。
事件の経緯
1993年1月22日
東京都石井川で矢が刺さってカモが発見された。(非道い…)
翌月2月12日に上野動物園で保護された。
矢ガモを救う声
このカモは「矢ガモ」と呼ばれ、報道された。その痛々しい姿から、カモの救助を求める声が殺到。
同年2月23日にカモはリハビリの末、不忍池に放たれた。(群れに帰ることも出来た)
報道と熱狂
何者かがカモに矢に刺した痛ましい事件。現在でも犯人は分かっていない。
しかし、それ以上に注目すべきはこの事件の熱狂ぶりだ。
連日報道され、報道陣や見物客は毎日100人以上に昇ったという。(正直カモにとってはストレスになってそう…)
余談だが、これが例えば、「カラス」だった場合はここまで話題にならなかったという意見もある。
時の人ならぬ、時のカモ。カモが死亡せず、無事に自然に帰れたことは喜ばしい。
1993年11月には“カモの記念碑”が作られた。
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