
恐ろしい童話「ハーメルンの笛吹き男」
一体何者なのか…?
あらすじ
1284年、ドイツのハーメルンの街にはネズミが大繁殖し、町人達を悩まさせていた。
ある日派手な身なりの笛吹き男がやって来た。
「ネズミを退治してやろうか?勿論報酬はいただく」
最初は奇異な目でこの男を見ていた町人達も、他に頼る術もない為、藁にもすがる思いで頼んだ。
「あいわかった」
ピーッ、と男が笛を吹くと町中のネズミが集まって来た!🐀🐀🐀🐀🐀🐀🐁🐀🐀🐀🐀🐀🐀🐀🐀🐀🐀🐁🐀🐀🐀🐁🐀🐀🐀🐁
男はネズミ達を誘導して川に溺死させた。
さて、と、_______
笛吹き男は町人達の所に行って、只一言。
「報酬を貰おうか」
_が、まさか本当にネズミ達を退治できると思ってはいなかったのか、町人達は約束を破ってしまう。
「仕方が無い。代わりに
お前達の大事な物を貰って行こう」
こう言い残すと、笛吹き男は去って行った。
町民は不審に思いながらも、その後暫く男はやって来なかった。
が、来た。6月26日(聖ヨハネとパウロの記念日)に町民達が教会に行っている間に笛吹き男は姿を現した。
男は笛を吹いて町を歩き廻った。
引き付けられる様な付いて行く小さな影。
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大人達が家に帰ると子供達の姿は何処にもなかった。
消えた子供達
子供達とハーメルンは二度帰ってこなかった。
子供の数は130人ほど、間違いなく誘拐である。(ロリショタ好きの変態かっ)
助かったのは盲目の子供や聴覚に障害のある子供だけだったという。塞翁が馬。
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このお話、何らかの「教訓」がある訳でもなく、
ただ、ひたすら不気味。
強いて言えば”約束は破るな“という事だろうか。
少年十字軍?
このハーメルンの笛吹き男は、
「少年達が売り飛ばされた」として悪名高い、少年十字軍(1212年)の“一環“という説がある。
年代は若干ズレているが、無くはない。
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他にもペスト患者の隔離説、子供達と新天地を目指した説などがある。
いずれにしても闇が深い出来事には変わりはない。
せめて、子供達が無事であったと願いたい。
コメントお気軽に。
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ピーッ