
宇治拾遺物語「物いふ女放屁の事」のご紹介!
宇治拾遺物語 34話
かぐわしいにおひ
今は昔、藤大納言忠家というお偉いさんがまだ仕事をバリバリしていた時に、美しい女房がいました。
月が照らす夜、忠家はいつものようにお楽しみと行こうと思って、女房の肩を寄せましたが、釣れないご様子。
「どうしたのだ」
「…今は恥ずかしゅうございます」
「よいではないか、よいではないか」と、言って女房を弄りました。「やめて」と、乱れる女房の髪もいとうつくしゐ。
忠家の興奮はMAX状態‼️
その時、
ブーーーーーーッ!!!
女房の尻から爆音が飛び出し、生暖かい空気がムワッと部屋中に充満しました。
忠家はそれを嗅いで、自分の心憂き事を嘆きました。
「もう長生きはしたくはない。出家しよう」
この世の儚さを理解した瞬間でした。
この女房はどこかに逃げてしまったとの事です。
感想
これも教科書には載せられませんね🤣
この世の儚さと、滑稽さ、それは表裏一体なのかもしれません🤔
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