【故事成語】余計な付け足しはするな!「蛇足」

蛇の足がニョロニョロー、え、それは「蛇足」?!

今回は「蛇足」についてのご紹介!

出典

戦国策「斉策」

それは「蛇足」ですな

縦横家である「陳軫」が斉の王様から「魏に勝って、斉に攻めようとしている昭陽将軍を止めてくれ( ; ; )」と頼まれます。

陳軫はすぐに出向いて、昭陽将軍と会談しました。

「昭陽将軍、貴方は既に魏軍を打ち破り、位人臣を極めた。たとえ斉を攻めても最早功はない。だが、失敗をしたらどうなる。貴方はすぐに失脚するだろう」

そういうと、陳軫は楚に伝わる例え話を話しました。

余計な付け足し

「楚の人が先祖を祭るために、酒を出した。召使達は誰が飲むか揉めた。

最終的に『地面に蛇の絵を最初に描けた者』が飲める事になった。
最初に蛇の絵を描き終えた男は酒を杯に入れて、余裕綽綽で、『俺は尻尾まで描けるぞ」と尻尾を描き出した。すると、次に蛇の絵を描いた男が杯を奪い取った。

『蛇に尻尾があるかい』と言って酒を飲み干した」

蓋し正論❗️

この例え話を聞いた昭陽将軍は郡を引き返して行った。

「余計な付け足しをすると、台無しになる」

これが「蛇足」の由来となったのです‼︎

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