
故事成語「石に枕し流れに漱ぐ」のご紹介‼︎
出典
『晋書』孫楚伝
石の流れに口を漱ぎ〜、
三国時代末期、孫楚という人物の若い頃の話。
「俺ぁ、老子、荘子の様な生き方がしたい。
石に口を漱ぎ、流れに枕する」と、友人に言いました。
すると、友人は「どうすれば石で口を漱ぎ、流れを枕に出来るんだ^^」と笑いました。これは言い間違えだったのです。
孫楚はムッとして答えました。
「許由を知っているだろう?許由はつまらぬ事を聞くと、流れで耳を洗ったという。
石で口を漱ぐということは石で歯を磨くということさ。
さて、つまらぬ話をした。あぁ〜、流れを枕としますか^ ^」孫楚はニカっと笑って、勝ち誇りました。
これぞ、「石に口を漱ぎ、流れに枕する」
要は_____
屁理屈の言い逃れ‼︎
笑
だけど、ここまで弁が立つのは見事と言わざるを得ません。
また、有名ですが文豪「夏目漱石」のペンネームの由来でもあります。
私に言わせれば、石が枕だろうが、流れに身を任せようが、どちらも不便だと思いますがね‼︎🤣