
「日本昔ばなし」
「天まで届いた竹の子」のお話。
あらすじ
むかしむかし
お爺さんとお婆さんがいました。
仲良く昼寝の最中に突如下からたけのこが伸びてきました‼︎
グングンのびるのびる!!
グングングングングングングングングングングングングングングングングングングングングングングングン
信じられない程に伸びた。雲を突き抜け、天辺が見えないほどに。
お爺さんはたけのこがどれ程伸びたのかを確かめるために、たけのこを登って見ることに。
大気圏を抜け、宇宙に入った。
やがて人間の国が見えなくなった。
辺りは星屑だけだった。
____
お爺さんは心細くなった。それでもおにぎりを食べて一服。そして、最終的には月に辿り着き、宮殿で豪遊。
強靭かつ屈強なメンタル。日本昔ばなしでも屈指の超人と言えるでしょう。
次の日
お婆さんと一緒に、月まで行くことに。婆さんを袋に入れて、口で咥えて登っていくお爺さん。その身体能力は化物なんてモンじゃない。
お婆さんには「口が塞がっているからワシに話しかけるな」と念を押して云いました。
こうして、再び登り続けるお爺さん。
しかし、婆さんは無言でいる事に耐えきれず、とうとう喋り出した。
それでも登り続けるお爺さん。こうして月の世界が見えた。
つい、お爺さんは気が緩んでしまった。
「婆様、ついたぞ!」
______
気付いた時にはもう遅かった。
お婆さんは真っ逆さまに落ちてった。
一瞬にして血液が沸騰、全身から…
降りて見ると、家のそばの茎は、
赤く染まっていた。
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