
今回は巨大魚に飲み込まれた男「ヨナ」についてのお話。ピノキオの元になったとも。
旧約聖書「ヨナ書」
あらすじ
主人公はヨナという預言者。ヨナというナザレ村に住む男に神の言葉が届いた。
「アッシリアの首都ニネベに行って、人々に悪行を悔い改める様に呼び掛けよ。さもなければ四十日で滅びると」
「…( ゚д゚)」
突然の神託。(いや…行ったら殺されるよ)アッシリアはイスラエルから見たら異教徒の国であった。
(逃げるんだよォー!)ヨナは逃げ出す。
ヨナ逃走中
こうして、ヨナの逃走記が始まった❗️
「おい、船を出せーっ!」
「あいあいさー!!!!!」
西へ、西へ、ニネベとは逆方向。神からの命令を避けるようにただひたすら西に逃げた。
その時、突然の嵐が来た!
「なんじゃああああこりゃあああああああ!」
「あぁっ!神のお怒りじゃあ」
「なんだとっ、なおれい、いま何と言った」
「神のお怒りだと」
「…((((;゚Д゚)))))))」
他の者たちも同じ考えだった。
「おい、お前のせいだな」
「こいつを海に落とせ!」
「あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”!!!!!!!!!!」ドボーン
ヨナは海に放り出された。
(これはヨナが神の怒りを鎮めるためとされているが、実際は逃げるために自分で飛び込んだ可能性もある)
ヨナは泳いだ!ゴホッゴホッ!この海ッ!深いッ!
背後には巨大な魚が迫って来ている!必死に逃げるも、巨大魚に丸ごと飲み込まれた。
_あっ、死んだわコレ_
巨大魚の腹の中
…
生きてる
生きてるぞ!!
ヨナは生きていた。三日三晩魚の腹の中にいた後、ペッと吐き出された。
(神様ありがとう🙏)
「ニベアいけやっ(`・∀・´)」神様からの催促がすぐさま飛んできた。
今度逆らうと本当に命の保証はない
「いきますいきます」
ヨナは渋々行くことに。
「ニネベの民よー、悔い改めよー」
「ははっー」
ニネベの住民たちはイスラエルの神様に従い行いを改めた。ここら辺は結構あっさりしている。
ニネベでもヨナの噂は知れ渡っていた…と思う。(というかそうじゃないと辻褄が合わない)
感想と意義
「巨大魚に食われた預言者」
コレだけでも、正直面白い笑
あと、ニネベの住民の聞き分けの良さが異常。
「神の慈悲はイスラエルだけではなく、他国にも及ぶ」
この考えはパウロにも引き継がれ、神はユダヤ人ではなく、他の者を救う(キリスト教)という認識させる事に。
コメントお気軽に!