【書評】ショーペンハウアー/幸福について【孤独と自由】

あなたは自由ですか?

ドキッとした人は続けて読んでください。

あなたは孤独を愛していますか?

_________
孤独?寂しいし、嫌…

あなた!

「それは自由ではないですよ」

今回は厭世主義の哲学と言われ、ニーチェやキルケゴール、芸術家岡本太郎などに影響を与え、今なお燦然と哲学界に輝く

哲学者“ショーペンハウアー”の著書

幸福について

今回はその鋭すぎるエッセンスの一部を紹介します

ショーペンハウアーの哲学

まずショーペンハウアーの哲学というものは

“実存主義”にカテゴリーされ、世界の真理を解くとかではなく、ごく一部の、謂わば個人のための哲学と言えるでしょう。

ショーペンハウアーは一貫して、“自己”に身を置いて、

「世界は自分の考えている表象に過ぎない」

と言い切ります。

自分自身に見出す幸福

幸福とは外部から得られた物により左右される物ではなく、自分自身の中にのみ存在します。ショーペンハウアーは以下のように綴ります

自分にとって最良で肝心なことは、自分自身であることであり、自分にとって最良で肝心なことを成しうるのも自分自身である。(中略) したがって、自分自身のなかに見出す楽しみの源泉が多ければ多いほど、それだけ幸福になる

それに続き、自らが傾倒するアリストテレスの言を借りて綴ります

万学の祖 アリストテレス


アリストテレスの「幸福は、自己に満足する人のもの」という言葉は、まことに正しい。

(中略)

外にある源泉はいずれ涸れてしまう。色恋沙汰も冗談も旅心も乗馬の楽しみも消え失せ、友人や家族もいつか死神にさらわれてしまう。

その人自身が常にそなえているものが、いよいよ大切になってくる。これが最も長持ちする。

外に頼った物はいつか消えてなくなります。

では、何が最も頼れるのか?

それは自分自身に他なりません

偉大なる知者は孤独である

ショーペンハウアーはこう綴ります

偉大なる知者は孤独を愛するであろう。というのも、その人自身に常にそなわっているものが多ければ、多いほど、外部のものをますます必要としなくなり、他者はますます重きをなさなくなるからである。

それゆえ卓越した精神の持ち主は非社交的になる。

また、黒人差別を思わしき文章があるがそれは割愛。

ショーペンハウアーは痛烈とまで言える程に、社交的で愚かな人間を否定しています。

パンチが効き過ぎて気持ちが良いくらいです。

👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊

「孤独を愛するようになった人は金鉱を手に入れたような物だ」

ショーペンハウアーは孤独とは、崇高な存在であり、最も尊い物なのだと考えました。

孤独であればこそ自由であり、自分自身が最も発揮できるのである(`・ω・´)

「くだらぬ人間は皆、気の毒なくらいに社交好きだ」🤛👊✊🤜

真の富

他者の評価はあてにならない

ショーペンハウアーは客観など、主観に比べれば取るに足らない物だと言い切り、他者からの評価ばかり気にする人間に対して言い放ちます

  • 虚栄心と誇り

誇りが自分自身に対して「内から」発する、直接的な高い評価であるのに対して、このような高い評価を「外から」間接的に得ようと励むのが虚栄心である。

虚栄心は人を饒舌にし、誇りは寡黙にさせる

本当の幸福とは

ショーペンハウアーは世に言う名声、富を渇望する人間を特に侮蔑しました。

富は海水のようなものだ。飲めば飲むほどに渇きをおぼえる。名声についても同じである。

では真の富とは何か?

それは自分自身と自らの健康です

それに比べれば名誉も名声も虚しい物だ

賢者は快楽を求めず、苦痛なきを求める

幸福は余暇にある

かくいう、私は自分が天才だとは微塵も思ったことはないが(言ってくれてもいいんですよ?)、孤独を嫌ったことは一度たりとも無い事は断言できる。

しかし、誰もがショーペンハウアーの様に賢い訳ではないため、

外部からの良い所を抽出しつつ、自分自身に備わる内面を大事にする
これが良いかもしれませんね。

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