【書評】岸見一郎、古賀史健/嫌われる勇気を要約!【アドラー心理学】

類型発行部数200万部を超える大ベストセラー

「嫌われる勇気」

今回はその要点をまとめて紹介します❗️

そもそもどんな本なの?

「嫌われる勇気」は2013年に出版された自己啓発本です。同じく心理学者であるフロイト、ユングと比べて知名度が低かったアドラー心理学を題材にした事で話題になりました。

青年と哲人 二人の対話形式で成り立ちます。

過去のトラウマは存在しない

アドラー心理学では、過去のトラウマを否定。目的があるから悩むのだと断言しています。

文中に出てくる、赤面症の女の子は“赤面症だから”悩むのでは無く

“赤面症で悩む”という目的を自らが選択している訳です。

“過去があるから”人は悩むのではなく、何か目的があるから悩むのだとアドラー心理学は考えます。

課題の分離

承認欲求の否定

文中より

我々は「他者の期待を満たすために生きているのではない」

他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」

他人から承認をしてもらおうとする時、ほぼ全ての人は「他者の期待を満たす事」を手段としています。

然し自分を犠牲にしてまで、他者からの期待、評価を気にしていたら決して幸福にはなれず、他者の人生を生きる事になるのです

  • 「課題の分離」

最もアドラー心理学で有名なフレーズでしょう。

これは他者と自分の課題を分けろ❗️と言っている訳です。

例えば、自分のやった行いが、人がどう評価するかは、その人自身の課題で有って私の課題ではありません。

承認欲求に囚われたままでは、自分の人生を生きる事は出来ません。

自己受容と貢献感

では、いかにして人間は幸せを得られるのか?

アドラー心理学では、「貢献感」というワードが出てきます。

承認ではなく“貢献している”と主観で思うことが大事なのです‼︎

そしてもう一つ重要なキーワード「自己受容」

自己肯定ではなく、自己受容。“自分を受け入れる”こと!

今を生きよ

人生とは、連続する刹那なのです

われわれは「いま、ここ」にしか生きることができない

哲学者アリストテレスはこう云いました

「快楽とはキーネーシス的(目的を持つ)な物ではなく、エネルゲイア(活動)に他ならない」

過去も未来も存在しない、今という刹那をダンスするが如く踊るのだ‼︎

嫌われる勇気は生きる上でのヒントを沢山与えてくれます、是非読んでみてください。

さぁ、人生のスポットライトを当てよ❗️

最新情報をチェックしよう!