
未解決事件「ゾディアック事件」について綴っていきます。
事件の概要
現在“分かっている範囲”で「五人」が殺害された事件。
経緯
- 最初の犯行
1968年12月20日サンフランシスコのハーマン湖で17歳と16歳のカップルが射殺された。
- 二回目の犯行と声明
1969年7月4日、19歳の男性と22歳の女性がヴァレーホの駐車場で射撃。男性は重傷、女性は搬送先の病院で死亡した。
同年7月5日犯人から電話がかかってきた。
「俺の名前はゾディアック。前に起きた事件も俺がやった」
そして、暗号化した犯行声明文が届いた。
「俺は人間を殺すのが好きだ。何故なら人間は最も危険な動物だからだ」映画「猟奇島」のセリフから引用したとみられる。暗号の件といい、かなりの知能犯だと推測された。
ゾディアックの仕業
その後、ゾディアックは覆面をして9月27日にカップルを襲い、女性(22歳)を殺し、男性に怪我を負わせた。
同年10月11日タクシー運転手を射殺。
「テレビ番組に出演してやる」「自首する」などと言っていたが全て嘘だった。
ここで一旦ゾディアックは姿を消した。次に名前が出たのは5年後。1974年に「復活した」という手紙を新聞社に送りつけ、
「今まで37人殺した。もっと報道しないと、ヤバイことになるぜ」と、ニューヨーク市警にも挑発的なメッセージを送った。
だが、特に事件は起きなかった。
1978年にも似たような手紙が届いたが、こいつは偽物だとされる。(なんなんだ…)
1981年にゾディアック事件の被疑者らしき人物が逮捕されたが、別人だと判明した。
劇場犯罪
「あたかも劇場のような演技がかった奇妙な犯行」
アメリカ史上、いや世界でも有名な未解決事件の一つで、今尚捜査をしている。
目撃証言などから、(1969年)犯人は30代後半から40代くらいとされ、少なく見積もっても現在80代以上。
うん、多分死んでる…