
未解決事件「ダテハクタカ事件」を綴っていきます
風化はさせちゃダメ!
ダテハクタカとは
1968年にデビューした競走馬。
菊科賞、阪神大賞典で好成績を収め、障害競走の「中山大障害」では有力馬として大いに注目された。
非道な行い
1972年、中山大障害(春)で事件は起きた。
ダテハクタカが中山競馬場のパドックに移動した所、突如暴れ出し、右後脚の蹄鉄が外れた。
「何事だ?!」
最初は馬の興奮状態かと思われたが、余りにも平静さを欠いた行動を続けた為、担当の厩務員が確認した所、右目に何かが付着している事に気付いた。
後の検査によると、付着していた物質は、
「硫酸であった」
誰が、何のために?
この事件は「ダテハクタカ」を負傷させてレースを阻害させようとした犯行だとされ、犯人を探したが、事件当時は天候も悪く、目撃証言なども得られなかった。
- 波乱のレース展開
こうしてダテハクタカが除外され、レースは始まった。
だが、このレース展開も“荒れ模様”と称され、「ダテハクタカを除いて単勝一番人気のインターヒカリが最下位、四番人気のクリタカラがレース開始直後に落馬」
この中山大障害(春)でダテハクタカは単勝で856万、枠番連勝で4億2715万円売られる程の人気馬で、馬券を買った人の失望も大きかっただろう😭
それ以上にダテハクタカ可哀想すぎる….
- その後のダテハクタカ
名馬「ダテハクタカ」は“負傷”のダメージが癒えた後、成績が振るわず同年に引退をしている。
この事件さえなければダテハクタカはもっと輝かしい功績を残していたかもしれないと思うと、非常に惜しい事件です。
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