「忍者とは忍び耐える者のことなんだよ」自来也
大人気漫画「NARUTO」
悲しい、切ない生き方をしたキャラの一部をまとめてみました。
“故人”オンリーです。
その生き様、ご覧あれ!
出典 岸本斉史/NARUTO
道具として…
暗く、陰惨な忍の世界。それは優しすぎる“白”には辛い世界であった…。

自分の“夢”すら抱くこともできない世界。
惜しい哉、白には“才”があった。それは、決して幸福なものではなく。ただ“道具”として、自分の生き方を確立させてしまう。
再不斬との本心とのすれ違いがとても切ない。
洗脳では無い あの方はボクの理解者だ お前等に何が分かる!!

君麻呂はかぐや一族最後の生き残りで一族の仲間達は霧隠れに挑み、全滅。
(実はラスボス 大筒木カグヤの子孫)
途方に暮れていた君麻呂に手を差し伸べたのが大蛇丸です。自らが次の器だと自覚して戦いますが、病に倒れる。
それを見た大蛇丸は君麻呂の事を“器”から切り捨てる(比喩とかじゃなく、体を乗っ取る)
君麻呂は病体に鞭打って大蛇丸の為に戦い、死に絶えてしまう。
例え「もうどうでもいい」存在であっても。
許せサスケ…これで最後だ

「一族を殺した大罪人」うちはイタチ
それはサスケが最も憎み、そして、最も好きだった男。
サスケはやっと復讐を果たせた。その心の底から憎んだ男は、穏やかな笑みを浮かべ死んでいった…。
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イタチは犠牲になったのだ…
伝えたれた真実、それは余りに痛酷な生き方を表したものであった。
「木の葉、そして弟の為に、うちは一族を滅ぼしたのである」
そして何より辛いと思うのが「サスケは真実を知らない」ということ前提で自分が死ぬという事。
「最愛の弟には“憎い仇”として、里からは極悪人として」その名を刻まれる事を覚悟していた…😭
お前は光を浴びる木の葉、俺は闇の中の根…
闇に生きるしか出来なかった男

「うちは一族滅亡、長門の闇落ち、“根”の創設」など悪行を上げればキリがない男。
だが、彼自身は全て木の葉の為にやった事であった。
光には決してなれず、木の葉の闇を一人で背負い、恨まれた男。
そして最期はヒルゼンが「皆に愛され、笑顔で息絶える」に対し
ダンゾウは「一人誰にも見られず死ぬ」という対比がね…。
やったことは擁護できない点もあるが、“一人”の生き方としてはとても切ない生き方だったと思う。
私もそこへ行ってみたかった

イタチとコンビを組み、大悪人として里から忌み嫌われていた男「干柿鬼鮫」
里の為に同胞を殺し、里を抜けた…本当はやりたくない、忍の任務。
暗い忍の世界に見出した光が無限月読だった。
だが、無限月読を見る事も叶わず、最後は仲間の為に自らの体を鮫に喰わせて自害する。
もうこんな世界はどうでもいいんだよ…

わかってんだよ…。
カカシへの、劣等感、そして憧れ。リンへの想い。それらを伝える事もできず。岩に潰され、死亡したうちはオビト。
だが生きていた。
オビトはリハビリの末に回復して、カカシ達の元へ行く。
そこで見た光景は地獄であった
この後九尾襲撃事件、暁結成などに繋がっていく。
もし闇落ちしていなければ、火影になったかもしれないと本人は“後悔”していた…。
リンがいない世界で生きる、辛い現実に目を背け、理想を追い求める姿…
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貴方も、是非「NARUTO」読んでみてください!
忍の生き様をその目で見よ!