知識を学ぶには…
今回は寓話「空の茶碗」のご紹介!
空の器
ある禅の高僧が、弟子を招いてお茶を飲んでいました。
弟子が、はやくはやく、と悩みを聞いて欲しいと催促するようです。
「はやく、師匠。教えを説いてください」
「まぁ、待て」そういうと高僧はお茶を注ぎました。タプタプと一杯になってもまだ注ぎます。
「師匠、溢れています。もう入りません!」
ホッと息を吐き、高僧は言いました。
「よく見て取れた。良いか、碗が一杯だとこれ以上入らん。お前にも同じことが言える。先ず、自分の碗を空にしてからじゃ。さて、飲むとするか」そう言うと、高僧はお茶を飲みました。
感想
「何かを学ぶには、まず白紙から」
知識を得ようとする時は、まずあれこれ考えず“素直に吸収”するのが一番なんです!
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