今回は三国志に出てくる軍師を主に
「国への貢献度」「知略の高さ」などを考慮して
「凄い」と思う人を正史準拠でランキング化してみました。
主観と偏見などがあるかもしれません、御了承ください！！
十位 ぶっ飛んでる男
第十位
大戦略家「魯粛」
演義では若干不遇な人だが、正史では結構ぶっ飛んでる。
まず周瑜と共に曹操に対して徹底抗戦に構えを示し、曹操を撃破した後は劉備と手を組み
「曹操と天下を二分する」という大胆かつ先進的な戦略を進言する。
その後関羽との対談では肝の座った態度を示して、一部だが領土の返還に成功する。
九位 人気ナンバー1
第九位 蜀漢丞相「諸葛亮」
陳寿をして
「管仲、蕭何に匹敵する政治家」
と評される男。
斜陽の国「蜀」を支え続けた名臣。
内政はもちろんのこと、対司馬懿戦でも目立った敗戦(ん？登山家？)もなく、戦も堅実かつ隙がない。
ただ、結果的に北伐は失敗してる。
はっきり云ってしまえば、蜀が天下を取ることはほぼ不可能であろう…。
八位 マイフレンド
「法正」マイフレンド…
劉備を支えた性悪軍師法正。
主に入蜀や漢中攻略戦で功績を挙げる。
曹操からはこう評されます
有能な人材は一通り集めたと思ったが、なぜ法正を手に入れることが出来なかったのだ！
悔し紛れの“称賛”と言えるでしょう!
それ程までに軍略面に於いて蜀になくてはならない存在だったのです❗️
七位を“書く”
謀臣「賈詡」
何度も主君を変えたのに、生き残ったのは偏に賈詡の知謀の高さであろう！
張繍という男の元で曹操を暗殺する事を企て、曹操の息子・曹昂や典韋と言った有能な人間を討ちとり、曹操陣営に大打撃を与えた。
息子を殺した男にも関わらず、曹操は賈詡の知謀を見抜き即採用。(流石人材コレクター)
賈詡は官渡の戦い、潼関の戦いでその知謀を遺憾無く発揮。
二代目曹丕にも信用されていたことから処世術も非常に高い。
為人に関しての評は厳しい物も多いが知謀に関しては
◯◯と賈詡の打つ手に失策無し
六位 失策無し
「荀攸」
叔父(といっても荀攸の方が歳上)の荀彧に推挙され、曹操を補佐した名臣。
主に戦略面でのサポートを担当。呂布との戦い、袁紹との戦いで大いに活躍。
曹操を最後まで支え続け、仲も良好であったという。
その評
賈詡と共に打つ手に失策なし
張良・陳平に次ぐ
記述は少ないが、残っていない献策も沢山あったのだろう👍
五位 悲哉.痛哉.惜哉
五位は「郭嘉」
この人は非常に惜しいです。
官途の戦い、白狼山の戦いで功績を挙げ、唯一「曹操の真意を理解していた」
惜しむらくは短命だった。
もし生きていれば、赤壁で負けることはなかったとも…。
四位 美周郎
美周郎「周瑜」
知勇兼備のイケメン。
孫策の時代から呉を支え、一番の功績は何と言っても国家存亡の危機である“赤壁の戦い”で曹操を打ち破った事。
名将曹仁も何とか撤退させ、南部を攻略する。
だが、この人も短命だった。享年36…
早すぎる…
三位 放火魔
第三位
「陸遜」
本名は陸議(以下陸遜)
周瑜、魯粛、呂蒙というリレーを継いだ「陸遜」
そんな折に劉備が大軍を起こし呉を攻めてきた!
陸遜は劉備を夷陵で打ち破り、赤壁に次ぐ国家存亡の危機を救った。
その後魏にも勝利。その軍略は周瑜にも匹敵するで有ろう。政治においても丞相として呉を支える!(息子陸抗も父に劣らぬ名将)
だが、突如孫権が老害と化し、二宮の変で陸遜は遂に憤死してしまいます。
二位 あいやー、我が子房
二位は「荀彧」
仁と智を兼ね備えた男です。
なんと言っても、その功績は
“有能な人材を推挙する”
荀攸・荀悦・鍾繇・戯志才・郭嘉・陳羣・杜襲・辛毗・趙儼、司馬懿・郗慮・華歆・王朗・杜畿
錚々たる面子。是等は全て荀彧が推挙した人材なのです！！
曹操から「我が子房(張良)」とまで評され、間違いなく荀彧がいなければ“魏”の礎を築き上げる事は無理だったでしょう。
最期は諸説ありますが、曹操との確執があったとも。
一位 詩は下手だが、戦は上手い
晋の礎を築き上げた男「司馬懿」
堂々の第一位は「司馬懿仲達」
曹操もその才知を重用し、そして恐れた
諸葛亮の北伐を守り切り、公孫淵を討伐する。(余談だがこの時に残している詩が面白い)
そして、腐敗した魏に対してクーデターを起こし曹爽一派を誅殺。魏の実権を握る
こうして天下は「司馬一族」の物になりました。「軍事」「内政」「謀略」どれを取っても抜かりが無い。
後の「晋王朝」の礎を気付きあげた司馬懿を一位としました。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
三国志には他にも沢山の知将、軍師がいます。
「〇〇の方が上だ」という意見もあるかと思います。
あくまでこのランキングは“私選”ですのでご了承をm(__)m
コメントお気軽に。
画像引用 コーエー三国志13.14
