
今回は荘子「轍鮒之急」のご紹介!
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今くれよ!
むかしむかし、中国に荘周という思想家がいました。これが、後に”センセイ“と呼ばれる”荘子“です。
この荘周、頭は良いのですが、世俗を嫌ってのらりくらりと生きていた為大変貧乏でした。
ある時、荘周が食べ物に困り、友人で地方の君主であった監河候に食料を分けてもらう事に。すると、監河候は言いました。
「まぁ待て、もうすぐ税金が入る。その金をくれてやる」
その返答を聞いた荘周はブチギレ❗️💢声を荒げて云った、
「此れは昨日の夜の話だ!私は車輪通った後の水たまりにいるフナと喋った。そいつは水をくれくれ言ってた。
私はこう答えたよ、『西江から水をたんまりと持ってきてやる』
そしたらフナが怒ったよ、今の私の様に!
『今、水を貰えなければ死ぬ!はよ水!このままだと干物屋に並ぶぞ!今助けろや!!』
そのフナと今の私は同じ気持ちだ!
お前は私を殺す気か!今、食べ物よこせ!」
…
これが「危機が迫り、今すぐに必要な状態」
「辙鲋之急」
_荘子「外物」より_
その後
このエピソードが残っているので荘子は無事食料を貰えたと思いますが、フナが助かったのかは不明…🤫
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