落語の演目「元犬」のご紹介!

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あらすじ
人間になりたい犬がいました。幸運なことに、この犬は白犬で“来世は人間に生まれ変わる”という伝承がありました。だけど、来世では満足できません。
「生きてるうちに人間になりたーい」
犬は藁にもすがる思いで、お百度参りをしました。満願の日、全身の毛が抜け落ち人間になる事ができました!ヤッタネ!
犬は奉公に転がり込み、「四郎」という名前まで付けてもらった。
しかし、「羽織をかぶって遊んだり」「水をバチャバチャ」したり、犬の習性は抜けておらず失敗続き。
ある時、「焙炉を火にかけてくれ」と云われた時には「吠えろ」と勘違いして
「ワンワン!」
( ゚д゚)
犬はついしまったと、テヘヘと笑って誤魔化しました。
______とうとう正体がバレる時が来ました。ある日女中の“お元”さんに用事ができて家を留守にしていた時のことです。
「おい、お元、お元はいぬ(居る)か?」
元犬…?
「はい、元は犬ですが、今朝ほど人間になりました」
感想
決して悪い子ではない。むしろ人間に奉公(咆哮)しようとする立派な忠犬。しかし、その純粋さが裏目に出て失敗ばかりしてしまう微笑ましいお噺。
サゲ(オチ)の後に犬がどうなったのかは聞き手のご想像にお任せします😅
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