
或る奇怪なお話…。
あみだくじで決まった運命
1978年9月4日
富山県に住んでいた双子の女子高生H(姉)さんと、M(妹)さんは(当時16歳)
とても仲が良いことで近所でも有名だった。
しかし、Mさんは勉強が不得意で憂鬱な日々を送っていた。
「あぁ〜( ; ; ) テスト受けたくないなぁ…
もういっそ死にたいなあ…」
揺れ動く心に差し込む「楽」_____
思春期の多感な時期に揺れ動く心。葛藤。
姉は妹の悩みを聞いて、手を握り締めた。
「Mちゃん。一緒にいこっか。」
「お姉ちゃん… じゃあ、あみだくじで決めよ。」
「うん。そうだね」
あみだくじの結果は
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自殺であった
「アハハ、出ちゃったね。じゃあいこっか。一緒に__ねっ。
きっと楽しい所だよ。」
「うん。いつまでも_____
一緒だよ。」
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9月5日
二人は入善町にあるキャンプ場の林で首を吊って自殺しているのを発見された。
あみだくじの意味
二人の女子高生が自殺を遂げた痛ましい事件。
家にはあみだくじノートが発見された。
あみだくじの下には四つ書かれていた。
「日本人のX」
「自殺・M(名前)」←これを引き当ててしまった。
「ROS」
「御三家」
- 日本人Xとは
これは「憎い人の名前」だったのではないかという説がある。(アジア人なんてキライとも書いてあった)
(引き当てていたら…)
- ROS
これはイギリスのロックバンド「ローリングストーンズ」の事ではないかとされる。
- 御三家
恐らくこの御三家とは70年代のアイドル歌手(郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎若しくは橋幸夫・舟木一夫・西郷輝彦)の事だろう。
まさか御三家とは「徳川御三家」の事ではないと思う。
違う可能性
しかし、
本当にこの双子の女子高生は自殺なのだろうか…?
疑問は残る。だが、詳しい動機なのは一切分からない…。
もし違うのを引いていたら女子高生は助かったのでしょうか?
その代わり…❔
多くの謎を残した奇怪な事件。
コメントお気軽に。