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古典

【日本霊異記】法華経を唱える髑髏のお話

ホラーなお話!日本霊異記下巻第一話、「法華経を唱える髑髏」のご紹介。 髑髏のお経☠️ 昔、称徳天皇の時代。紀伊の国(和歌山)で教えを説いていた、徳の高い僧「永興禅師」の元に一人の僧がやってきました。いつも「法華経」を唱える信心深い僧でした。二人は互いを認め合い、修行に励んでいました。 「禅師よ、此処に来てもう一年も経つ。名残惜しいが、去らせて貰う。世話になったな。 「して、どこにいくのじゃ」 「伊 […]

【今昔物語集】お経を聞いた鼠!「天竺僧房天井鼠聞経得益語」

今昔物語集から、「お経を聞いた鼠」のご紹介! 今昔物語集四巻十九話「天竺僧房天井鼠聞経得益語」 経を聞く鼠 今は昔、天竺(インド)で仏陀が涅槃に入って間もない頃でした。この地で法華経を唱え続けているお坊さんがいました。さて、月日も過ぎ去り、数多の年を重ねると、お経を聞きに鼠がどんどん集まってきました。その数500匹ほど。 僧も鼠に法華経を聞かせて、可愛がっていましたが、ある日突然やってきた60匹の […]

【落語】_ちょっぴりホラー_「黄金餅」

落語「黄金餅」のご紹介! あらすじ 下谷山崎町の貧乏長屋に西念という坊さんが住んでいました。 この坊さんが風邪で寝込んだ時、隣に住む味噌屋の金兵衛が見舞いに来ました。 「何か食べたい物があるか?」 西念は「あんころ餅」を沢山食べたいと言いました。金兵衛は金を使ってしこたま買ってきました。「人が見ていると食べ辛い」と西念が言うので、家を去りました。 が、気になるので壁の穴から覗き見すると何やら奇妙な […]

【今昔物語集】_戦わずして勝つ_「帝釈与修羅合戦語」

今昔物語集1巻30話 「帝釈与修羅合戦語」のご紹介! アリの命と仏の命 今は昔、帝釈天と帝釈天の妻の父である羅睺阿修羅王が「娘を取り返すため」に戦争をしていました。壮大な親子喧嘩です😅 戦いは帝釈天が優位でしたが、ある時に帝釈天は手痛い敗北を受けて、逃げ、阿修羅王は追いかけてきました。 帝釈天が逃げていると、道に蟻が行列を為しているではありませんか!帝釈天は悩み、ピタッと足を止めました。 (今、私 […]

【宇治拾遺物語】_信じるものは救われる_「唐に卒塔婆血が付く事」

「唐に卒塔婆血が付く事」のご紹介! 宇治拾遺物語30話 信じるものは救われる 昔、唐土にとても高い山がありました。その山の頂に大きな卒塔婆が立っていました。この山を雨の日も雪の日も欠かさずに、毎日登っていたお婆さんがいました。 「婆さん、なぜ登っているのだい」と、村人が尋ねると「私の御先祖様からの言い伝えなんだけど、この山の頂にある卒塔婆に血が付くと、山が崩れて海になってしまうの。それが怖くて毎日 […]

【今昔物語集】油が盗まれた怪事件「仁寿殿台代御灯油取物来語」

今昔物語集 巻27第10話 油を盗む謎の怪異譚のご紹介! 油取り 今は昔、延喜の事。 仁寿殿(平安宮)にある灯油が毎晩盗まれるのです。時の天皇はこの事を不信に思い、「源公忠」に犯人を突き止めるように命じました。 さて、公忠は大雨の真夜中に犯人を待ち伏せすることに。すると、物音が聞こえてきました。 (こいつだ) 公忠は飛び出して見ると、灯油は独りでに浮いていました。夢か幻か、公忠は目を疑ったが、すか […]

【宇治拾遺物語】「児の掻餅するに空寝したる事」【かわいい哉】

宇治拾遺物語巻一ノ十二「児の掻餅するに空寝したる事」のご紹介! ショタコン坊主 昔、比叡山延暦寺に可愛らしい稚児がいました。 稚児とは“可愛がられる少年”のこと。 ある夜の日、僧たちが「ぼた餅を作ろう」と言ったので稚児はワクワクしながら聞いていました。 然しながら、起きて待っているのは端ないので、寝ているふりをして、誰かが起こしてくれるのを待っていました。 ぼた餅が出来ると、僧侶が稚児を起こそうと […]

【故事成語】美人の真似をしても…(^◇^;)「西施の顰みに倣う」【荘子】

自由奔放な荘子(天運)の寓話の一つ「西施の顰みに倣う」のご紹介! 絶世の美女の顰み面 古代中国に「西施」という人物がいました。西施は越王勾践が惚れ込み、王昭君・貂蝉・楊貴妃と並ぶ「中国四大美人」の一人に選ばれるほどの美女。 西施が病で故郷に帰ったときのことです。胸を押さえて、眉を顰めて歩いていました。 流石は絶世の美女。顔を顰めても、なんとも言えぬ風情があり、「寧ろ、こっちの顔の方が好み😍」と言わ […]

【故事成語】余計な付け足しはするな!「蛇足」

蛇の足がニョロニョロー、え、それは「蛇足」?! 今回は「蛇足」についてのご紹介! 出典 戦国策「斉策」 それは「蛇足」ですな 縦横家である「陳軫」が斉の王様から「魏に勝って、斉に攻めようとしている昭陽将軍を止めてくれ( ; ; )」と頼まれます。 陳軫はすぐに出向いて、昭陽将軍と会談しました。 「昭陽将軍、貴方は既に魏軍を打ち破り、位人臣を極めた。たとえ斉を攻めても最早功はない。だが、失敗をしたら […]

【宇治拾遺物語】キ○○マがビタン‼︎「中納言師時法師の玉茎検知の事」【教科書には絶対載せられない】

教科書には絶対に載せられない‼︎ 宇治拾遺物語「中納言師時法師の玉茎検知の事」のご紹介!! ド下ネタ注意‼️🤣 黒いフサフサの中に 昔、中納言師時という人がいました。この人の屋敷に「黒染の短い不動袈裟まとい、無数の大きな数珠を手に下げた」いかにも立派な僧侶が入ってきました。 この僧は「私は煩悩を切り捨てた」と豪語します。 「煩悩を切り捨てたとはどういうことなのだ?」と、中納言が尋ねると僧は衣をめぐ […]