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古典

【故事成語】_この世の儚さ_「邯鄲の夢」

故事成語「邯鄲の夢」のご紹介! 夢のまた夢 昔、「盧生」という”夢“も定まらぬ若者が趙の都「邯鄲」に赴きました。現代に例えると、「死にたいくらいに憧れた花の都〜」みたいな感じでしょう。 田舎者の盧生が都に圧倒されてブラブラしていると、呂翁という仙人に出会います。 「お前には夢があるか」 「これという物はねえ。だけど田畑を耕す生き方だけはしたくねえ。俺は金持ちになって自由に暮らしたい」なんとも漠然と […]

【今昔物語集】これぞ武士道!「源宛平良文合戦語」

今昔物語集25巻第三話「源宛平良文合戦語」のご紹介! これぞ武士道 今は昔、東の国に「源宛」と「平良文」という二人に優れた武士がいました。 この二人はお互いが武功を争うあまり、次第に仲が険悪に。 良文に従う郎等が「宛はあなた(良文)を馬鹿にしていますよ!」と、けしかけたせいで、良文は激怒。口喧嘩の末に二人は戦いにまで発展。 双方、軍を引き連れて、向かい合いました。 宛と良文は「兵を死なす必要はある […]

【宇治拾遺物語】腰折雀【雀の恩返し】

宇治拾遺物語「腰折雀」のご紹介! (四十八「雀報恩の事」巻三の十六) リンク あらすじ 昔、ある所に心の優しいお婆さんがいました。 ある日、子供に石を投げられて傷だらけの雀が庭で倒れていました。 「おぉ、可哀想に」お婆さんは雀を拾い上げて、水や米をやって介抱しました。その甲斐あって、暫くすると傷も治り、飛べるまで回復しました。 「達者でな」雀はお婆さんの元から飛び立ちました。 それから暫くたったあ […]

【今昔物語集】もし男であれば…「大井光遠の怪力妹」【宇治拾遺物語】

今昔物語集23巻二十四話、宇治拾遺物語十三-六 「大井光遠の怪力妹」のご紹介! リンク 美人で力持ち 昔、甲斐国(山梨県)に大井光遠という力士がいました。 背は低く、がっしりした体型で力が強く、スピードもある、大変人気な力士でした。 この光遠に美人な妹がいました。齢は27.8ほど。離れに住んでいました。ある日、家に強盗が押し入り、妹を人質にして立て篭もりました。 「光遠様!妹君が!」 光遠の従者が […]

【荘子達生篇】本当に強い鳥とは?!【木鶏】

荘子が教える最も強い鳥とは?! 荘子「木鶏」について! 原文 荘子(達生篇) 紀渻子為王養闘雞。十日而問:「雞已乎?」曰:「未也。方虛憍而恃氣。」十日又問。曰:「未也。猶應嚮景。」十日又問。曰:「未也。猶疾視而盛氣。」十日又問。曰:「幾矣。雞雖有鳴者,已無變矣,望之似木雞矣,其德全矣,異雞無敢應者,反走矣。 リンク 訳 昔 中国には紀悄子という鶏を育てる名人がいた。 王は紀悄子に鶏を預けた 十日経 […]

【故事成語】結構リアルなお話!「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」

今回は故事成語「李下に冠を正さず」のご紹介!(かなりリアルなお話) 出典 古楽府・君子行 列女伝・斉威虞姫 勘違いされない様に 戦国時代、斉の王様が佞臣に促されて、悪政をしていた時の話です。 王様の妃である、虞姫という女性が佞臣を遠ざける様に戒めました。(中々の賢妻と言える) 王様は迷います。勿論妃はかわいい。だが、佞臣も甘言を言ってくれる。「どっちを信じたらいいのか」…斉王は佞臣の言 […]

【落語】_グロと滑稽_「首提灯」【鼻唄三丁 矢筈斬り】

グロいけど面白可笑しい演目「首提灯」についてのご紹介! あらすじ ベロベロに酔っ払った男が遊郭に行こうと、フラフラした足取りで向かっていました。 「一寸、其処の者。道を尋ねたい」後ろから声を掛けられ、振り返るとそこにいたのはお侍。 「麻布には、どう行けばいい?」 酔っ払い男も侍が相手だけあって最初はたじろぎましたが、侍の口調には訛りがあり、言葉遣いも辿々しい。(こいつは田舎者だ) 「おい、侍さんヨ […]

【哲学】ギリシャの名言集①【人生論】

リンク 子供の時は礼儀正しくしなさい 青年になったら情熱をおさえなさい 大人になったら公平な人になりなさい 老人になったらよい助言者になりなさい 死ぬときに悔いることのないようにしなさい NHK文明の道 ギリシャの格言より 今回は古代ギリシャから人生の為になる名言を紹介していきます! 憎しみ合うより 私は憎しみ合うよりに生まれついてはおりません.愛し合うだけです ソポクレス「アンティゴネ」 オイデ […]

【落語】_元はいぬか_はい、「元犬」

落語の演目「元犬」のご紹介! リンク あらすじ 人間になりたい犬がいました。幸運なことに、この犬は白犬で“来世は人間に生まれ変わる”という伝承がありました。だけど、来世では満足できません。 「生きてるうちに人間になりたーい」 犬は藁にもすがる思いで、お百度参りをしました。満願の日、全身の毛が抜け落ち人間になる事ができました!ヤッタネ! 犬は奉公に転がり込み、「四郎」という名前まで付けてもらった。 […]

【落語】「粗忽長屋」【もう一人の自分】

落語の演題の一つ「粗忽長屋」をご紹介! リンク あらすじ 粗忽者(おちょっこちょい)ばかり住む、粗忽長屋の住民、八五郎が浅草寺に行ってきた帰りの事です。辺りに人集りが出来ていました。 「どうしたんだい」 「いや、なんでも人が倒れたらしい」 「それは、何とも」 八五郎は見に行くことに。そこには身元不明の死体がありました。 「可哀想に…ん?んん??」 よく見ると、その男は同じ長屋に住む熊五 […]