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哲学

【故事成語】_この世の儚さ_「邯鄲の夢」

故事成語「邯鄲の夢」のご紹介! 夢のまた夢 昔、「盧生」という”夢“も定まらぬ若者が趙の都「邯鄲」に赴きました。現代に例えると、「死にたいくらいに憧れた花の都〜」みたいな感じでしょう。 田舎者の盧生が都に圧倒されてブラブラしていると、呂翁という仙人に出会います。 「お前には夢があるか」 「これという物はねえ。だけど田畑を耕す生き方だけはしたくねえ。俺は金持ちになって自由に暮らしたい」なんとも漠然と […]

【今昔物語集】これぞ武士道!「源宛平良文合戦語」

今昔物語集25巻第三話「源宛平良文合戦語」のご紹介! これぞ武士道 今は昔、東の国に「源宛」と「平良文」という二人に優れた武士がいました。 この二人はお互いが武功を争うあまり、次第に仲が険悪に。 良文に従う郎等が「宛はあなた(良文)を馬鹿にしていますよ!」と、けしかけたせいで、良文は激怒。口喧嘩の末に二人は戦いにまで発展。 双方、軍を引き連れて、向かい合いました。 宛と良文は「兵を死なす必要はある […]

【禅問答】空の茶碗 【寓話】

知識を学ぶには…今回は寓話「空の茶碗」のご紹介! 空の器 ある禅の高僧が、弟子を招いてお茶を飲んでいました。 弟子が、はやくはやく、と悩みを聞いて欲しいと催促するようです。 「はやく、師匠。教えを説いてください」 「まぁ、待て」そういうと高僧はお茶を注ぎました。タプタプと一杯になってもまだ注ぎます。 「師匠、溢れています。もう入りません!」 ホッと息を吐き、高僧は言いました。 「よく見 […]

【寓話】禍福は糾える縄の如し!南禅寺の泣き婆さん【良いは悪い、悪いは良い】

今回は「南禅寺の泣き婆さん」という寓話を綴っていきます。 泣いてばかりいる婆さん むかしむかし、京都の南禅寺の門前に、”泣き婆さん“と呼ばれるお婆さんがいました。 雨が降ったら泣き、天気が良ければ泣く。いつも泣いてばかり。 南禅寺の和尚が尋ねました。 「婆さん、お前さんはいつもなぜ泣いているのだ?」 婆さんはこう言いました。 「私には息子が二人おります。一人は雪駄屋、もう一人は傘屋を営んでおります […]

【哲学】ギリシャの名言集①【人生論】

リンク 子供の時は礼儀正しくしなさい 青年になったら情熱をおさえなさい 大人になったら公平な人になりなさい 老人になったらよい助言者になりなさい 死ぬときに悔いることのないようにしなさい NHK文明の道 ギリシャの格言より 今回は古代ギリシャから人生の為になる名言を紹介していきます! 憎しみ合うより 私は憎しみ合うよりに生まれついてはおりません.愛し合うだけです ソポクレス「アンティゴネ」 オイデ […]

【落語】「粗忽長屋」【もう一人の自分】

落語の演題の一つ「粗忽長屋」をご紹介! リンク あらすじ 粗忽者(おちょっこちょい)ばかり住む、粗忽長屋の住民、八五郎が浅草寺に行ってきた帰りの事です。辺りに人集りが出来ていました。 「どうしたんだい」 「いや、なんでも人が倒れたらしい」 「それは、何とも」 八五郎は見に行くことに。そこには身元不明の死体がありました。 「可哀想に…ん?んん??」 よく見ると、その男は同じ長屋に住む熊五 […]

【日本昔話】神様の年定め【動物達の命をいただく】

リンク 日本昔話「神さまの年定め」のご紹介 あらすじ 昔、「寿命がなかった頃」の話です。 神様が生き物達の寿命を定めることに。 まず、馬を呼びました。 「馬よ、お前に30年の寿命をくれてやる」 「お言葉ですが、神様。人間にこき使われて重い荷物を運ぶ仕事を30年もやりたくはありません」 「わかった」 馬の寿命は「20年」になりました。 次に呼ばれたのは「犬」 「犬よ、お前に30年の寿命をくれたやる」 […]

【職業】去勢した歌手達「カストラート」

美しさの代償____ 今回は中世ヨーロッパに実際にあった職業「カストラート」についてのご紹介! カストラートってなに? 一言で言うと「去勢された男性歌手」 男の最も大事な部分。子孫を残せないという代償に得たものは____神すらも犯しがたい、声であった。 登場の背景 「去勢して男性ホルモンの分泌を抑えて、ソプラノボイスも維持する」 なんとも背徳的な試み。 これが、なぜ“職業”として認知されたのか? […]

【都市伝説】五億年ボタンを押すか?押さないか?【考察まとめ】

今回は「5億年ボタン」のご紹介 あなたはどっち派?! 五億年ボタンとは?! 週刊SPA!で連載されていた菅原そうたの漫画「みんなのトニオちゃん」に出てくるお話 漫画の中に登場する、誰でも一瞬で100万円稼げるバイト。 それが通称「五億年ボタン」 「一回押したら100万円が出てくるボタン」 チートである。だが、勿論条件がある。             「何もない空間で五億年過ごさなければならない」 […]

【書評】大谷崇/「生まれてきたことが苦しいあなたに」【絶望と生きる知恵、シオランの思想を要約】

今回は哲学家「シオラン」の思想を簡潔に解説した本 「生まれてきたことが苦しいあなたに」の紹介です。 リンク どんな思想なの? 一言で言えば。 ______                暗い。 シオランの思想は「ペシミズム(悲観主義)」であり、一貫して ネガティブ ______だけど私達が生きている世の中は決して“幸せ”ばかりではありません。 人を蹴落とし、悪辣な笑みを浮かべ、常の“競い合っている […]